10月6日 (月)  

丹沢の西の端っこ、大室山に行ってきました。
35年ぶりくらいでしょうか、何処から登ったかも忘れましたが、多分、用木沢の往復だったように記憶しています。
黄葉一歩手前のブナが綺麗でした。
ただし、この山も立ち枯れが進行中で、少々心配です。
犬越路の避難小屋と、トイレが綺麗でした。
頂上に着くと、丹沢湖VCの山口館長が昼寝?をしていました。

ところで、秦野から丹沢に向かうR246の入り口に「熊出没注意!」と、電光掲示板に書いてあります。
知らない?人はビックリするでしょうね。
知らない・・と、言うのは、熊の性格の事です。
ずいぶん前の事ですが、毎日のようにTVで「熊が出た」と、言ってたとき、大勢の人の前で話す事がありました。
そこで、「熊が恐い人」と、聞いたら、みんないっせいに手を挙げました。
そこで、「じゃあ、山の中で熊に会った人」と、聞いたら、誰も手をあげません。会った事もないのに、何で熊が恐い・・と、思うのでしょう。
変ですね、私は山の中で熊に会った事があります。正直、最初はビビリました。
でも、会う事が多くなると、熊より恐い「人」が東京や横浜にたくさんいる事に気がつきました。

今日、町から帰ってくる時、ヤビツ峠の手前で、たまたま秦野に住む「元・鉄砲撃」と会いました。
その人いわく「あれだけ山ん中で鉄砲(管理捕獲)撃ってりゃあ、熊だって、山より町ん中の方が安心だと思うべ〜、猟がはじまりゃあ又山に戻るさ」と、言ってました。
しごく納得でした。

元々、金太郎と相撲を取るくらい人間と仲良しの動物です。
私をはじめ、見かけだけで「恐い」なんて言われたら、世の中、生きて行けない人はたくさんいます。

かなり前の事ですが、県庁で用事が終わり「ア〜疲れた・・」と、Yシャツのボタンを外し、ネクタイを緩め、レーバンのサングラスにくわえ煙草でダラケて運転していると、私の前を、見慣れた衆議院秘書が走っていました。
信号で止まったので、声を掛けるつもりでクラクションを鳴らすと、そいつは振り返った後、猛然とクルマをダッシュさせました。
「上等じゃないか、俺と張り合うのか」と、思い、パッシングしながら煽りました。
ようやく幾つか先の信号で停止したので、「バカヤロウ、オメ〜何やってんだ、事故起こして〜のか」と、言うと、「何〜だ、中村さんか、私、目悪いんですよ、てっきり恐い人かと思いました」と、言われました。

見かけは、そんなもんです。

明日は横浜へ出かける予定です。
見かけで撃たれないようにしよう。

そうそう、このところ、例の県庁そばの「藪真」という蕎麦屋、行く度に満員御礼で入れません。
先月、4度目の正直で、やっと蕎麦を食べました。
明日は、少々早めに行こうと思います。

聞く度に「景気が悪い・・」と、言いますが、本当かナ。

では、私の庭に出る、可愛い熊ちゃんをどうぞ。



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