5月19日 (月)  つまんないこと

我が家からタクシーを呼ぶ登山者がいます。
ことに、高齢登山者が多くなってから増えています。
しかし、中には、駅から呼ぶのに、「途中のバス停まででいい」と、言います。
「運ちゃんも大変なんだから、駅まで乗ってやんなよ・・」と、思いますが、言うわけにもいきません。
「俺は客だ・・」と威張っているように感じます。
我が家なら「そんな客はいらね〜」と、言っちゃいますね。

そう言えば、以前、八ヶ岳へ行った時、山小屋のオヤジが「最近の登山者は、山の仁義を知らない」と、言います。
「小屋のテーブルで、コンビニで買った弁当食べて、ペット茶のんで、ここで使うのは便所だけ。中村さんはいい人だ、ビール飲んでくれるから」と、言われました。
(集団でしたが、1本500円の缶ビールを2箱飲んじゃいました)
それを聞いて、我が家でも、最近の日帰り登山者はトイレは使うけど、ジュース1本買いません。
別に、気にしてはいませんでしたが、そう言えばそうだ。
トイレといえ、汲み取りには金が掛かる。
「銭よこせ・・」と言ったら、「不親切な山小屋」と言われるのだろう。
山小屋と登山者は、持ちつ持たれつがある。
そのオヤジは、「ケガした時だけ駆け込んでくる、不親切にもできないしな〜」と、言ってた。

今日、少々古新聞を読んでいたら、「電車の中で乳母車を畳むべきか否か」などと書いてあった。
どうでもいいじゃないか・・と、思う。
ケータイから始まって、乳母車かい・・。どうでもいい事が議論される事。それが新聞に取り上げられる事。
こんな事、いちいち話題にする事かい?。
それも、大新聞が・・・。

何か、最近、つまんない議論が多いのは、それだけ生活にゆとりがないからか。

ストレス溜まったら、丹沢で「木」でも植えにきたら?。
小指ほどの太さの木が、100年たったら直径1bになる。
電車の中の乳母車論争が、いかにつまんないか解かるはず。

こんな議論がされるこの国は、平和なのか、不幸せなのか、よく解からない。