4月24日 (金)  近況

肌寒、黄色の山吹が盛りです。
今日は、女房と「イタドリ」を取りに行きました。
以前と比べ、美味しそうなイタドリが減りましたね。
原因は二つ。
山(森林)が落ち着いてきた事。
餌の少ないシカが食べちゃう事。
それでも、何とか一抱え取る事が出来ました。
昨日は、午後に山椒摘み、しゃがみ込み、中腰、背伸びで、運動してるんだか、身体に悪いんだか。
それでも、老眼鏡掛けて、コンビニの袋に一つ取りました。
貧乏人は、酒のツマミを揃えるだけでも苦労します。
今日の報告は、シロヤシオツツジの開花です。
昨年に比べ、一週間ほど早い開花です。
今日の開花で、20〜30ほどの花付きなので、今年のシロヤシオは期待できそうです。
我が家から大山の新緑の登り具合を見ると、シロヤシオも昨年に比べ、一週間から十日ほど早そうですね。
気温9℃、水温10℃でした。

ところで、この間の新聞に、杉やヒノキの人工林が手入れ不足で、野鳥の渡来が減っている・・。
と、書かれていました。
それも、毎日新聞の一面です。
書いた人は記者だけど、記事を提供した人は「森林総研」という独法の研究員。
またまた臍曲りの私は、「ヤラセ記事」じゃね〜の・・と、感じました。
つまり、野鳥をダシに、自分達が失敗した人工林管理にに予算を持ってくる・・。
ま、一度、人間がコネクリ回した森に責任を持つ事は当たり前の話だが、野鳥をダシに使うなよ・・と、思うのです。
以前、四国へ行った時、川から山のテッペンまで見渡す限りの杉の山にビックラこいた。
国有林の局部長が「中村さん知ってる?天然林率1lだよ、それも国有林」と、教えてくれました。
当然のごとく、森には野鳥がいない(居ても限られた数種だけ)、もちろん、囀りも聞こえない。
野鳥だけじゃない、広葉樹のない、一面、杉の木じゃ、当然の事ながら、昆虫が育たないから、鳥だけじゃない、川に魚がいない、姿もない。
まるで死んだ森のようだった。
野鳥をダシに使うなら、人工林の手入れの前に、まず、林分の見直しをして、その後は、人工林不適地の広葉樹への樹種転換だろう。
森林総研には、森林セラピーで騙された経験もあるから、どうも、穿って見てしまうな・・。
しかし、大新聞が一面に躊躇無く掲載・・って言うのも、何〜も考えてないな。
もちろん、森林総研には、真面目な研究者は沢山居ます・・念のため。

そうそう、今月は鳥の初なきを書かなかった。
オオルリ、クロツグミ、ツツドリ、etc 。
札掛ー塩水の道路のゴミ掃除をしている時だったから、12日の週だった。
この分だと、アカショウビンも早いかも知れません。
野鳥の密猟も早いのかナ。
あいつらの情報は結構正確だから・・丹沢をドライブしたり、山を歩いている時に変な人を見たら、必ずクルマのナンバーチェックをお願いします。
もちろん、変な人と言っても、私は除外してください。