2月23日 (木)  三寒四温

まさに春の足音がする一日でした。
出かける時は土砂降りの雨でしたが、気温は2℃、雪になってもおかしくありませんが、な〜んとなく暖かい感じがします。
用事を終えての帰り道・・、菜の花台から綺麗な雲海をみました。
10分前まで、秦野は雨だったのがよ〜く解かります。
たぶん、いまでも雨が降っているのでしょう。
写真がない言い訳じゃありませんが、こういう時に限ってカメラがありません。
雲の向こうに相模湾の水平線が見え、右に箱根の山が繋がり、左は房総のはず・・ですが、房総は雲の中でした。久しぶりに綺麗な雲海に、クルマを降り、しばしを見とれていました。
道路脇の除雪された雪の山から、湯気がポワ〜っとあがっていました。
川の水も濁らず、適度な増水。
昨日、今年最後のイワナ発眼卵を池に移しました。
今年は元気に育ってくれるでしょうか。
まあ、お天気次第、雨次第ですが、まっとうな四季に期待しましょう。

川原の雪も、ほとんどなくなりました。
我が家の裏の湧き水で、カエルが大合唱・・。
リバーキーパー新井が、「カエルと卵の煮付けみたいで気持ち悪い・・」と言ってましたが、まさにヤマアカガエルの団体さん・・って、とこです。
一日中、一晩中・・鳴いています。

春と言えば、昨日、ミソササイの初鳴きでした。この鳥の囀りは丹沢に春を告げます。
あと、ひと月もすれば、木の芽も膨らんできます。
写真は、子育て中のミソサザイです。
たくさん捕らえた虫を嘴にはさみ、巣に居る雛に運びます。
一羽の鳥が一年間に食べる昆虫は、約13万羽と言われます。
昆虫が産まれるのは、豊かな森ときれいな川。
森や川が元気なら、鳥も魚も獣も元気です。
もちろん、それを楽しむ私達も元気です。

20120223-1.jpg