10月14日 (月)  行楽シ〜ズン、山シ〜ズン

この連休はヤビツ峠の店番でした。
スズメバチに刺されて以来なので、ほぼ一ヶ月ぶりです。
ホントはお天気がいいので、セメント仕事をしたかったのですが、リバーキーパーが北海道休暇、仕方ありませんね。
店番の詳細?は以前に書いた事があるので、省略。
バスが着くと老若男女の登山者がワンサカ駐車場周辺に溢れます。
・ ・と、言っても、店の収入には結びつきません。
話しかけられるのは、道案内です。
大山の登山口は?、三ノ塔はどっち?、e t c 。
ところが、この連休は、そこに大きなオマケが付きました。
食事中の方はゴメンナサイ。
新たな質問は、「トイレありませんか?」。
ヤビツ峠のトイレが使えないのです。
トイレの便器には、縁より高く黄金の山なのです。
つまり、水洗なのに「水」が出ません。
登山者、中でも女性はかわいそうです。
その辺でやっちゃったら・・と言うものの、この人数じゃ大変な事になりそうです。
それに、いまの登山者は、青空の下での楽しさ、爽快感を知りません。
壁のない所でお尻を出すのに大きな抵抗感があるようです。

そう言えば、いつだったか、川原で「オシッコ、オシッコ。トイレどこ・・」と騒いでる男の子が居ました。
私が、「その辺でやれ!」と言うと、「エ〜ッ!やっていいの」と、満面の笑顔。ところが、近くに居たお母さんが、「トイレに行きなさい!」と一括。
「あのオジサンが、あのオジサンが・・」とチャックを開けながらも、お母さんに引きずられて行きました。

しかし、それにしても、トイレ管理者は何を考えているのでしょうね。
登山シ〜ズンの大型連休、トイレが使えなきゃ、どうなる?・・って、考えないのかね。
チビっちゃった子だって居たかも知れません。
連休と言え、業者に頭を下げて修理してもらうとか、仮設のトイレを設置するとか。考える事はあるでしょう。
駅でトイレを済ませるには、バスを待つ列を抜ける必要があり、その場合は、乗るバスに遅れてしまいます。連れが居れば尚更ガマンするでしょう。
ヤビツ峠のトイレまで我慢しよう・・ってね。
相当な登山者が、悲壮感を漂わせながら大山の山頂ならぬ、山頂トイレを目指して登って行きました。

一人の女性が、「この間来た時も、そうだったのよ・・」と言うので、「帰ってから、秦野市か県に文句を言った?」と聞くと、「その時はカリカリしても、帰ったら忘れちゃう・・」と、言います。
これじゃあ、役所は対処しません。
トイレが使用不可でも、文句は出ない・・って、事でね。
台風は二日で終わりそうだけど、峠のトイレは今度の土曜日まで復活するのかな?。
誰からも文句が出ない・・って、事で、来春まで放っておく・・なんて事はないでしょうね。
登る人も下山して来た人も、我慢の連休でした。

写真は昨日のヤビツ峠バス停。
昔は、ここから三峯がもっとはっきり見えました。
道路が舗装と拡幅に伴い、1m以上下がった事と、何より、周辺の「木」が大きくなった事で、視界が悪くなるのは仕方ありません。

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