12月31日 (土)  与党ファンの方はごめんなさい。

ニュースとは言えない程の今年のニュース
銃撃された元総理は、戦後、ヨチヨチと積み上げてきたこの国の民主主義をことごとく潰して来た人。

それを受け継いだ前総理は沖縄問題を問われ「生まれる前の事を言われてもワシャ知らん」と無責任を絵に書いたような総理大臣だった。

現総理は自民党の中でも良識派閥と言われた宏池会出身。
ダメ元で少しは期待したのだが、まったくの期待外れ。
聞くはずの耳に栓を詰めて登場では・・。
その上、元総理が遺した、国会議論を避け民意無視の、すべて閣議決定だけは受け継いでいる。

ご気楽な政治が10年以上続くと、政治はこんなもの・・と諦めてしまう。
そこが狙い目なんだろう。
国民もバカにされたもんだが、その政治家を選んだのが私たちじゃ文句も言えん。

山口県民や川崎市民や広島県民に責任を取ってほしいところだが、じゃあ、代わりに誰がいる?と見回せば、政治家不在のこの国だ。
銭と権力に寄る人達が作り上げた国家でもある。

それにしても日本の政治家がここまで考えなしの軽い集団とは思わなかった。
長距離ミサイルと言ったって、大枚はたいて購入するミサイルは、米国じゃ使い物にならない「お古」。
米国じゃ「飛んじゃいけないオスプレイ」を大量に買い込んだ元総理とおんなじだ。

それに単純な話し、1発撃ったら100発返って来る・・と気が使いなのか。
深く考えるまでもなく、この国を潰すには100発もいらない。
九州から北海道までの原発4基、4発のミサイルで沈む。
物事を深く考えない、威勢のいい自民党偽右翼政治家の放言で、ジ・エンドだ。
トマホークを100発持っても勝ち目はない。

以前、この日記に書いたが40年以上前、戦争体験のある自衛隊の高官から「いくさ(戦)は絶対やっちゃいかん・・わしらは「もしも」に備えているが、わしらを使ってはいかんのだ・・それが政治だ・・あんないくさ(戦)は二度とやっちゃいかん」と言われた。
近年の政治家と言葉の重みはまったく違う。

世界情勢は混沌とし、強い者の論理がまかり通っている。
こんな時代こそ、憲法9条の日本の出番の筈。
しかし、世界のリーダーシップたる姿勢は微塵もない。

最も胸襟を開くべき近い国とは、最も険悪な関係になっている感すらある。
沖縄の問題が一つも解決していないのに、〇〇島の地下に自衛隊の司令部をつくる・・とか。
80年前の住民を巻き添えにしても司令部は確保する・・。
いったい何を守るの?。

年末の3日間、丹沢の山の中で「森の学校」が開催された。
子供達は元気いっぱいだ。
この子達の中からは今のような政治家は出てこないと思う。
何故なら、みんな素直で良い子だから。

久しぶりの政治愚痴日記。
一年の締めくくりで書き出すと止まらないけど最後に一つ。
元総理銃撃の山上君もメデイア発信で知るだけだが、素直な子だったと思う。
たった1発で、自民党政治を世に知らしめた功績は大だ。
あれがなければ、萩生田はじめ、自民党はいまだ闇の中にいる。

来年こそ、良い年になるように・・と書いて10年以上経つ。
現総理の心変わりに、かすかな期待を持って、来年こそ。