6月17日 (金)  人生最終章、目標とする「山」の一つ。

来たぜ!平標!。

・・と言う訳で、この数年暖めてきた平標登山。
山は逃げない・・なんて言う人がいますが、それは若い人向けの言葉。
「山はいつでも行ける、そんな暇があったら仕事しろ!」と言う意味でしょう。

私には取り敢えず気力は有っても、体力&脚力が逃げていきます。
その上、クルマの運転もいつまで出来るか。
結果、山は逃げなくても遠くなるのです。

とは言え、人生最終章と言っても、最終章は一年でも長くしたい・・のが希望。
来年、気力・体力・脚力&運転能力が充実していれば、お家をゆっくり出て、山小屋泊りもいいかな・・と思っています。

自分の意思といえ、丹沢3時発は辛かった。
でも、関越を走りながら見た朝焼けは54年前を思い出しました。
三国峠も同様です。

平標・・尾瀬の至仏に登っていれば、さほど変わりのない山です。
と言うより、至仏の方がロケーションも花の種類も多いように思います。
それに、平標は2時間半の急登に1時間の急降下。
歩きは至仏より辛いものがありました。

帰りの駐車場で隣のクルマのオジサン(・・と言っても私より一回り以上若い)。
足を引きずっていたので同情がてら「結構たいへんな山ですね」と言うと「こんな山、二度と来ない」と言ってました。
隣で奥様は元気はつらつで上機嫌。
ご主人、花に興味がなさそうで歩きだけなら「そうかもな〜」と同情。
東京ナンバーなら、帰りは運転、奥様は隣で山の花の夢を見ながら熟睡なのでしょう。
気を付けて・・と言うと、あなたもね・・と言われました。

かく言う、私も往復一人。
安全運転で慎重に飛ばして帰りましょう。

さて、次はコロナ以来の尾瀬、お花たちに会ってきましょう。

そうそう、忘れるところでした。
平標山の家でナンとなく中を覗こうとしたら、中から「中村さんじゃないですか!なんでココに居るの」と小屋番が飛び出して来ました。
ドアに蹴られるんじゃないかと、私の方がビックリしました。
我家に3回ほど泊りにきてる山口さんです。
温かい珈琲が美味かった。
今度来るときがあれば酒でも担いで来よう。
・・って、担げる体力があれば・・の話。

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