Diary 2020. 5
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5月27日 (水)  ブログを書くのも疲れる5月

緊急・・でもないか。
メールが受信できますが返信&送信できません。
返事がなくても悪しからず。
誰か専門が来ないと復旧できません。
では・・通常「気まぐれ日記」をどうぞ。

10万円給付・・やっと。
ただし営業上必要なクルマの税金にもならない。

企業向け給付もア〜だコ〜だの煩雑さ。
オマケに休業要請されてない我が旅館業は殊の外面倒。
広島の河合さんみたいにポン!と出て来ないものか。

給付対象は5%以上の減収、ただし50%未満・・??。なんじゃそりゃ・・です。
ウチは100%に近い減収なため給付対象外。
なんちゅう制度だ。
なんちゅう国だ。

ケチなアベさん、少しでも潰れる企業が増えるのを待ってるんじゃないか。
手続きの煩雑も馬鹿にされているように思うが、役所に行ってなんとなく納得してしまう。
細々働く?この人達の収入はコロナ騒動に全く左右されない。

2月の突然の休校以来、毎月の給与、ボーナスまで例年通りの支給だ。
そう考えたら、たかが10万円給付のための行政手続きに真剣にはならんわな。
なんで10万円の為にみんな血眼なんだろ・・と不思議に思っているかも。

公務員、特殊法人、要は他人の金で食を得ている職種、銀行もNHKも。
庶民並みに一斉に給与ストップしたら、手続きはもっと簡略化するだろうと感じた。
たかが10万円を首を長くして待っているのが情けなくなってくる。

ところで蛭子さんは賭けマージャン9000円で逮捕されたのに片や職を辞して6千万円か・・。
それにしても2万円までは賭けマージャンが認められたって事だね。
3万円はどうだろう。

仮に捕まっても「ダメよ・・メッ!」と言われるだけ。
逆手に取る業者が出て来ても不思議ない。
しかし、高級官僚やマスコミ幹部が学生さんと同額の賭けマージャンってホントかい?。
〇が一桁違うんじゃね〜の。

法務大臣の提案 検察の刷新会議設置、検事総長は外部から・・と。
ろくに答弁も出来ない自分の反省は何もないな。
第三者と言う市民による検察の監視は必要でも、刷新会議の設置は、まず政府&官邸が対象。
あなたも刷新される立場ですよ、法務大臣!。
それが喫緊の課題です。
解っているのかな〜。

ところで、無駄遣いマスク、量販店に出回っているし、もういらないからね。

取り敢えず6月から営業開始の予定。
詳細は明日にでも。
やっと息が出来そうだ。


5月19日 (火)  慌ただしい世間をよそに。

この数年、恒例になった7月の尾瀬至仏山の花巡り。
その足慣らしに6月の八ヶ岳と帰り道の薔薇巡り。
コロナ終息も見通し立たず・・行けるかな〜。
取り敢えず我が家の薔薇で。

我が家の「薔薇」今年も元気に咲いている。
さて、この薔薇たち、少々お話を。

昔〜し・・と言っても私には昨日の事のよう。
でも30年ほど前だから、若い子には「昔〜し昔・・あるところに」・・だろう。

このブログに書いたと記憶しているが、国道246の抜け道に、夜な夜な出没する花売り娘達がいた。
そこから恵泉という女子大と付き合いが始まった。

卒業後そのまま実習助手になったブンと呼ぶ子が居た。
顔に似合わず様々にチャレンジする子で、25〜6年前だったか、ある日、白いバラを抱えてやって来た。
先生に指導されて自分でつくった(改良)薔薇と言う。
私の記念だからと植木鉢に植えていった。
自分の記念は自分の実家に植えたら・・と思いましたが、それはそれで嬉しいもの。
女房が世話するからか、元々元気な薔薇なのか今年もたくさんの花を綺麗に咲かせました。

白の薔薇に対照的なピンクの薔薇。
サンショウバラだ。
以前は丹沢でも見られたが、この数十年見る事がなくなった。

レンゲショウマのように頭の黒い(たまには光ってるのも)動物が持って行ったか。
ナンでも鹿のせいだ!と言う人もいれば、杉やヒノキが増えたからだ・・と怒る人もいる。
これまでの世界の動植物の絶滅種、止めを刺すのは人間と言う。

丹沢で見なくなった原因は兎に角、植物撮影に凝り始めていた頃だ。
「サンショウバラ・・どこかにないかな〜」と口癖のように言ってたら、たくさんの種と一緒に花の付いてる苗木を一本持って来てくれた人が居た。

種は「殻を割ると中に小さな種が入っているので植木鉢に入れたら、いくらでも芽が出て来る」・・と言います。
「でも中村さん、せっかちそうだから咲いてる木の方がいいだろう」・・と。
買って来たの?庭から持って来たの?と聞くと、「山で抜いて来た」・・と。

見透かされた性格にビックリでしたが、この方、一般的に言うところの権威ある研究者です。
「だいじょうぶですか?」と聞けば「人生50年で初めて山の木を抜いた」と言います。
嬉しいけど心臓がドキドキするくらい驚きました。

オマケで恐縮だが、女房がせっせと世話するモッコウバラやクレマチスも元気だ。
コロナ鬱の中、花は色も香りも変わりなく鮮やかです。

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5月7日 (木)  コロナを暫し忘れて。

庭に一本のブナの木がある。
道路の下にある樹齢ン百年の欅のように、そのうち我が家を守ってくれるだろう・・と種から育てたブナだ。
ただし、それまでにはチョイと物語がある。

まだ、丹沢フォーラムや植樹活動など市民参加のイベントが行われる前の事。
高い標高のブナが枯はじめ、笹が後退しはじめ・・「なんとかしなきゃな〜」と思い始めた頃だ。

丹沢の堂平と言う場所にブナの種子採取用ネットが張ってあった。
中をのぞくとブナ以外の種もたくさん入ってた。
それを持ち帰り種子ごとに分ける。
・・と言っても、種の種類も解らない私は見ているだけだ。

分別の最後に種子の健康度の簡単な見分け方を教えてくれた。
水を張ったボールの中に一握りのブナの種を落とす。
すると沈む種と浮いたままの種がある。
「ネッ!沈んだ種は中身が詰まってる。浮いてる種は空だ。・・・沈んだ種を発芽させ畑で育てる。」・・と言います。
なるほど、子供にも解る見分け方だ・・と感心しました。

感心していると、浮いてる種を網ですくい捨てようとするので、「チョッと待って、その種ちょうだい。」と頼みました。
「道っちゃんダメだよ、あげてもいいけど発芽しないから・・持って行くならコッチを持って行けば」と沈んだ方の種を薦めます。

人間だってダメだ・・と言われながらも何処かで期待するじゃないか・・木の種だってもしかしたら・・があるかも知れない。
元気な種を貰うことを遠慮するほど謙虚じゃありませんが「まあ、そっちは試験用だし、どうせ捨てちゃうものなら」・・と、浮いた種を貰い、水浸しのままビニール袋に入れて我が家に持ち帰りました。

植木鉢の土の中に持ち帰ったダメな種を入れました。
毎日のように植木鉢を眺める初夏・・芽が出たんです。
感動の一瞬でした。
「ダメな奴からも芽が出た!」と、すぐにその感想を電話すると、「まあ、一つくらいあるかもな」と素っ気ない返事。
こいつには感動と言う感覚の持ち合わせはないのか・・と思いました。
「結果」を急がなきゃ「期待」は出来る・・の好見本です。

25年前、家を建て替える時も、建設屋さんに1mに満たない木を指し「この木は絶対に傷をつけるな!」と言いました。
いま6mほどに成長し緑の樹冠を楽しみます。

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5月3日 (日)  この国の姿。

コロナの感染者数。
TVや新聞で目にするのはいつも感染者数と死者数だけ。
他の国と違うのは検査数が解らない事。
他の国と比較して「感染者が少ないです」と言われてもこの国の事だ、信じろと言われてハイそうですか・・とは思えんな。
感染者数と一緒に検査数も出してくれ。
総理が胸張って「2万件」と言ってたけど、ホントかい。

それにしても今回流行りの自粛や自主的休業。
国民の義務や協力ばかりが強調されて挙句は負担も強いている。
本来なら国がなすべき事は何もしない。
やっと腰を上げたと思ったら、支払いの足しにもならない10万円給付とマスク2枚(まだ届いてない。届いたら返す)だけだ。
つまり国民に対して見返りなしの自粛要請に止まっている。

元々最初に規制されるだろう・・と予想してたパチンコ。
他業種が規制される中・・なぜか放置されていた。
それが世間の格好の批判材料になると、要請を受け入れない・・と、見せしめ的血祭的吊し上げになった。

私はパチンコをやらないのでどうでもいいが、前回も書いたように補償もないのに言う事聞かないなら・・と店名を公表。
挙句は国の大臣が「罰則を伴う強制力のある仕組みの導入の検討」と発言。
これを聞いて、店名公表の大阪府知事よりコッチの方が恐くなった。
国民の困窮は放置して、もしかして政権の狙いはそこにあるんじゃないか・・。
貧困の代名詞、今の政権なら十分考えられる。

他人との接触を8割絶て!と言うけど、大企業や公務員と違い外で働かなければならない人達には非現実的と思う。
この国を支えるのは在宅勤務出来る人だけではない。
世界に目を向けた時、各国に共通するのは、業界に対してはもちろん、困窮する人弱い立場の人に手厚い保護をしていることだ。
あのアメリカのトランプでさえ小切手を2週間で配布する迅速な経済支援をした。

度々ここに書いているがドイツのメルケルが何故あれほど国民から高い支持を受けているのか・・この国の指導者と称する人達は考えた事があるだろうか。
これまでの取組みを見れば一目瞭然。
たぶん、いや絶対と言えるほど、何も考えてないと思う。

いまだ手元に届いてない10万円だが、これまでの自粛に対する給付と考えたら、緊急事態宣言の一ヶ月自粛延長は10万円再給付の同時宣言が当たり前。
それにしても、すべてに対し、危機に対応できる指導者が一人もいないこの国の悲劇が、大きくならない事を願いたい。

書き終わったところでおバカさんが憲法改正とか言ってるニュースが出た。
この方、ホントにおバカさんですね。
いま、それ何処じゃないでしょう。
何を考えているんだか・・と思ったけど、結局、何も考えてないのでしょう。
憲法改悪と言えば、多少似合っているかも知れません。

写真解説
あらま〜・・閉鎖の駐車場が・・。
朝7時、半分埋まってる。
お昼前、ぜんぶ埋まった。
1)クルマから出てきたオジサン「駐車場の閉鎖が目的か。コロナの感染防止が目的か。だったらクルマを締め出す前にバスを止めろ。」と隣の人に言ってた。
同感だけど駐車場の外で言って欲しかったな〜。
2)確信犯。
産まれてこの方一度も食べた事がない「マックを食う奴にロクな奴はいない。」・・の証明。
3)加藤さん家の夏ミカン。去年はヤビツ峠でお馴染みさんに配ったけど今年はぜ〜んぶ娘のお菓子の材料へ。

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5月1日 (金)  モヤモヤの5月。

キクザキイチゲが咲いた。
クマガイソウが咲いた。
丹沢の一年で一番きれいな季節。
私の一番好きな季節。
私が一番・・と思うのだから同様に思う人も多いはず。

ところが今年はコロナの影響で冬の土日より静かなGWの幕開けだ。
相手は目に見えない「菌」だからウチワで扇ぐ事も出来ないし、潰す事も出来ない。
それも、これまでにない恐ろしい「菌」と言われりゃ丹沢に居てもビビッてしまう。

さて、どうしたものか・・と思っても、出て来るのは「下手な考え・・」ばかり。
こんな時だ、国や県の偉い人達が色々と指示してくれるだろう・・と思っていたが、この間も書いたように、これが予想通り一番当てにならず、自分の事は自分で守れ・・みたいな。
言ってることは自粛のお願いの繰り返し。

ヤビツ峠売店シャッターの「自粛休業」の張り紙。
入れ替わりに写真を撮っていく人が居る。
なんで写真を撮るの・・と聞けば「面白いから」「その通り」・・と。
そうだよな〜。そうなんです。

前にも書いたけど、旅館業は補償なしの上に協力金の対象外。
自主的自粛と言われて収入はゼロ。
でも飯は朝昼晩と食べたいし、出来れば缶ビールくらい飲みたいから・・と。
でも、もしそこでお客さんを取ったら恐らく叩かれる・・だろう。
パチンコ屋を見れば良く解る。
年に数千万円の給与を貰ってる人が「俺の言う事を聞かない」と言って補償も支援もなしの店名の公表だ。
下々の人間は「おっかね〜」・・と自制が働いても不思議じゃない。

我が家は細々ながらも旅館業。
同じ様に細々でも製造業のような他業種と違うのは、社会が動き出したからといって即、売り上げや利益をあげることは出来ない。
もちろん値上げも出来ない。
そうかと言って国が薦めるところの無利子無担保融資と言え借金は借金だ。
今でもナイショの借金を抱える身としてはこれ以上の借金は精神的にも無理。

そこで飯代稼ぎはホームページのトップに紹介するように「密」にほど遠いドアツードアの日帰りフライフィッシングを通常営業。
エリアは元々キャンプやBBQを禁止。
1,8kmの川に週に数人、お客さんは我が家のボランテイアみたいなものだ。
あとはヤビツ峠売店の自販機のみ。
これもなきゃ餓死してしまう。 
このくらいはいいだろう・・。

あとは続き。

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