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子供達が、自然の中で生活し、学ぶことの大切さを考え、
1970年に「森の学校」を開設しました。 丹沢は、東京や横浜から、わずか50`の場所ですが、シカやクマなど大型ほ乳類や、 ムササビ、ヤマネなどの小型ほ乳類が棲息し、渓流にはヤマセミ、モミ自然林では日本最大級 の大型猛禽類クマタカを見ます。 様々な生物の存在から、「生命の繋がり」の大切さを知ることができます。 森の学校では、野生生物の生態や役割を学ぶことで自然の仕組みを知ります。 そして、動物や植物の生活史を通して、人間との関わりを知る事ができます。 近年、丹沢は、都会の様々な影響を受け「ブナの立ち枯れ」などに見るように、 自然環境の荒廃が危惧されています。しかし、その中でも、900万人に近い県民の水を育み、 生物の生活を見る事ができます。
丹沢の自然を体感しよう
自然環境を学ぶこと、いちばん大切なことは、 自然に対する「やさしさ」です。 丹沢を知り尽くした先生方が、難しい知識も解かりやすく話します。 |
森の学校・2017年 夏の教室 活動報告
太陽や青空のない、梅雨のような毎日でしたが、子供達は元気いっぱい。 学習に、自由時間にと、駆けまわっていました。 今回は雨のために、暗闇教室は中止になりました。 普段、「チョッと恐い・・」と言う子供達も、何故か「残念・・」との反応。 暗闇教室は、森の学校の大切な学習テーマの一つです。 「傘さしてもやりたい・・」と言ってた子。 暗闇の中、置き去りにされる事に、チョッピリ安堵な初参加の子。 楽しみは、冬の教室に持ち越しましょう。 暗闇教室の替わりの夜の学習は、班ごとに「自然を守るため」の議論。 スタッフや各リーダーには、「アドバイスはしても自分の意見を言うな。子供達の意見をまとめればいい」と、厳しく助言。 意見集約の制限時間30分でしたが、子供達の議論は想像以上に白熱。 意見集約に1時間以上を費やしました。 各班の発表に、校長は感動。 みんな、素晴らしい子供達です。 いつも来る子、初めて参加する子。 子供達の感想は、丹沢自然保護協会発行の会報「丹沢だより」をご覧ください。 夏の教室・参加者31名、講師&スタッフ10名でした。
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森の学校「夏の教室」
定員の為、募集を〆切ます。 <PDF ダウンロード(270KB)> |
「森の学校」は、随時参加者を募集しています。 参加資格は小学4年生〜中学1年生です。 (卒業生は年齢資格に限りません) 学齢前でも保護者がついていれば参加できます。 ・問い合わせ・申し込み 丹沢自然保護協会・丹沢ホーム(中村)まで。 |