コリドー(みどりの回廊)を丹沢から

2012年10月 植樹報告

大山北尾根で、恒例の植樹活動を行いました。
前回同様に、植える場所は、完璧なまでに整備されています。
以前のように「落ちる」心配はありません。
根が付くように、しっかり植えましょう。
 


この班のリーダーは、柳澤さん。
植える場所の近くで、熊棚を見つけました。
 
ミズナラの幹には、爪痕もありました。
参加者は初めて見る熊棚に、「へ〜。ホ〜。」と、様々な感想。
 
植える苗に、「ミズナラ」もあります。
将来、丹沢の熊の餌になるように、頑張って植えよう。
 


ちゃんと植えないと、変なオッチャンに怒られるよ。
 

 
植え終わったら、「ハイ、ピース。」
 
ちゃんと踏んづけろ・・と、言っても、そんなに踏んづけたら、く、く、くるし〜。
 
1班ごとに交替で植えます。

 
お腹すいたな〜。早く植えてお弁当を食べたい。山は紅葉が始まりました。
 
 
作業が終わり、お弁当も食べて、「さ〜、下山」。
以前、苗を植えていた三ノ塔と違い、大山は、活動後に
帰る道がたくさんあります。
 
来た道を戻る人。ケーブルカー駅に降りる人。私達は北尾根を降ります。

 
早く降りて、ビールを飲みたい。
 
夜は恒例のコンサート。美味しいお酒を飲みながら、
初めて見る聞く、ステイールパンの不思議な音色
に酔いしれました。
 



 


第26回 コリド―(緑の回廊)を丹沢から


 生命を育む森づくりに参加しませんか

 主旨 多様な生命を育む森林の再生をはかるため、
市民ボランテイアの力で丹沢の自然環境保全を推進する
主催 丹沢自然保護協会
共催 丹沢の緑を育むつどい
丹沢大山自然再生委員会
協力 神奈川県自然環境保全センター
パタゴニア 横浜店
丹沢大山ボランテイアネットワーク
日 時2012年10月27日
場 所大山北尾根北西斜面
集 合ヤビツ峠 9時30分(貸切バスはありません。定期バスをご利用下さい。)
なお、これまでのように駐車場の確保は出来ません。駐車スペースの確保は個々にお願いします。
解 散原則現地(植栽終了後)
直接札掛に降りる方は、スタッフが案内します。
参加費一人千円 
持ち物昼食・飲物・軽い山歩きの服装・軍手・雨具、その他必要と思うもの
実施有無前日19時以降の、気象庁天気予報で、神奈川県西部の翌日午前中の降雨確立50%以上の場合は、翌日に順延します。
 恒例の「谷間のコンサート」の演奏者について

 小畑和彦 ギター

 福岡出身、81年上京後都内ライブハウスを中心に活動。
 Toninho Horta、Joyce、小野リサ、マンデー満、阿川泰子、TOKU、平井堅
 など多くのアーティストと共演やレコーディングを行っている。
 現在PanCake、FONTE、TierraCuatroのバンドやソロ活動を行っている。
 4枚のリーダーアルバムや教則DVDをリリースしている。
 原田芳宏   スティールパン

 スティールパンとの出会いは1989年NY。独学で演奏を習得し、スティールパン奏者として96年にCDデビュー。
 その後改めてトリニダード&トバゴへ渡り、World Steelband Festival「PANORAMA」に日本人として初めて参加。
 アコーディオンとのトリオ、プロ・アマ混合の30人を超える大編成の STEEL ORCHESTRA、  独奏によるをはじめ、数々のユニークなアルバムを発表している。
 確かなテクニックと、個性的な音楽性によって、日本人のスティールパン奏者としては世界でも知られる存在であり、  スティールパンによるさらに広い世界、深い感動を求めて、日々活動を続けている。


 コンサートは、植樹活動参加者以外でも参加できますので、早めにご連絡ください。

 植樹活動&宿泊の、問い合わせ&申し込み
 丹沢自然保護協会(中村)Tel:0463−75−3272 eMail:n-tanzawa@nifty.com



2012年5月 植樹報告

「冬の雪や霜柱で、あるいは雨が降るたびに、山肌の土が削られていきます。 一年の崩壊は僅かでも、毎年の繰り返しは、稜線の林縁の樹木も枯らし、崩壊地を確実に広げていきます。」
崩壊地が稜線に届く前に・・。行政事業の尻尾に捕まりながら、植樹活動を三ノ塔からこの大山に移し、頑張りましょう。
目指す目標は三ノ塔の活動成果です。


三ノ塔・植樹活動7年目の成果。当面の目標で頑張ります。


毎度お馴染みになった、植裁樹の配布。
 
「短くしてね・・」と、会長挨拶


強力な協力の神奈川県自然環境保全センター所長の挨拶


今回の一番の年長者。
少しバテ気味で心配しましたが、元気に歩きました。
すれ違う登山者からも激励の声が掛かります。
 

激励だけじゃく、今度は参加してね。



今回の行程で一番の難所は、シカ柵越えの梯子登降でした。
植裁地は、もうすぐです。


途中で足元に我が家(丹沢ホーム)
が見えました。
  
少々アップしたら、見てる人が、「丹沢ホームって、森の中のお城みたいだ」
と、言いました。


仕事の前に、まずは腹ごしらえ。
  



食べて、頑張るぞ〜!


植える場所は完璧なほどに整備されていました。
湘南森林課さん、有難うございました。
  
今回は樹種がいろいろです。
イロハモミジ、ミズナラ、ウツギ、ホウ、イタヤカエデ、e t c 。



前回から試験的に植裁する「笹」



根が付くかな〜と話していたら、上の方から会長の大声。
「真心こめて植えれば育つ!。」大きくなってね。
元気に育ってね。


これまでの三ノ塔と違い、植樹後に帰る道は色々なコースがあります。
私達は会長の案内で、北尾根を歩きました。
  
静かで楽しい尾根歩きです。




大山が遠くなった頃、クマタカが近くを舞っていました。


雑木林を駆け下り、杉林を抜けて、テンニンソウの原っぱへ下りると吊橋。
  




着いた〜!。
  



植樹の〆は、これも恒例のコンサート。
今回は全員参加のダンス?もありました。
  
今回の植樹には「オマケ」がありました。


  
昨日の植樹で足が痛いのに、「ヤマシャクヤクを見に行こう・・」と、声がかかりました。
「往復1時間半くらいだよ・・」と言う話に騙されて。


ペット茶くらい持ってくればよかった。
飴くらい持ってくればよかった。と、沢の水をガブガブ飲みました。
  
残念ながら、ヤマシャクヤクは散ったあと、花びらと種子だけでした。
来年また来ようね。


昨年の、「この花」を期待したのですが、「この種子」でした。
  




2011年10月 植樹報告

楽しい秋の植樹活動でした。
今回は、丹沢の笹の再生を願い、初めて「笹」の植竹?を試みました。
いつものように、会長の思いつきですが、保全センターのサイトウさんが喜んで協力してくれました。
しかし、集合場所で現物を見た面々・・、「誰が担ぐんだ〜!、10`以上あるぞ。いや〜、15`あるんじゃね〜の」


責任担ぎといえ、こんなに重いとは・・、今度はもう少し小さくしてこよう。


僕達、まだ15歳、担がされるとは思わなかった。
ガッコの勉強の方が楽だ。


下部の植裁は小学生といえベテラン、年寄りといえ、超ベテラン。


15歳といえ、昔なら元服。丹沢の将来も笹を担ぐのも、お前らに任せた。
 
今回の植裁地は急傾斜です。足を滑らせたら、地獄沢まで休憩なしで降ります。


40歳過ぎても、まだ若手。2株担ぐか?。いえ、一つで勘弁してください。


年寄りはいいな〜、若いネ〜ちゃん達と紅葉見ながらノンビリ楽しんでいます。


え〜!、こんなに急傾斜なの?。そうだよ、滑って落ちるなよ。誰も助けにいかないぞ。


初めての参加者に、会長の叱咤罵声が飛びました。
「な〜にやってんだ!、さっき説明したばっかだろ!、もっと深く掘るの!、もっと強く踏むんだよ!」。


いつも、女の子には、やさしくしようと思いながら、これも、いつもの事で地が出ちゃいます。


でもな〜、3分前に説明したんだから。


作業終了!。足元に丹沢ホームが見えます。
 
私も疲れました。


夜は、これも恒例の楽しいコンサート。
飲むぞ〜、食べるぞ〜。


今回は若い?ネ〜チャンが多く、踊り出す子達が出てきました。
とても楽しい夜でした。


カルロス菅野さんと、メンバーに感謝でした。




これまでの植樹活動