2月13日 (火)  TV朝日

今日のニュースステイションで「丹沢の鹿」が放映されます。
とっくに放映されたと思っていましたが、先送りになっていたのでしょう、夕方に担当者から電話がありました。
我が家はTV朝日どころか、NHKすらまともに映りません、おかげで夜の長さを実感する毎日です。
ところで、今日の放映は又「鹿が悪者」になるんじゃないかと、少々心配しています。
以前NHKで「森林を食い尽くす」というサブタイトルで「鹿問題」が放映されました。
それまで私はクローズアップ現代の国谷キャスターのファンでしたが、あの番組依頼、嫌いになりました。
問題を深掘りせず、現象面だけで判断する事に「ただの都会派評論オバサン」と理解しました。
それ以来番組も見なくなりました。
今日のコメンテーターは古館イチローと言う事なので、多少は期待しています。
しかし、なんで日本人は気持ちにゆとりがなくなったのでしょう。
人間は腹いっ杯食べているのに、食べるものがない動物が少々草を余計に食べたら、目の色変えて怒ります。
鹿のような草食動物が草を食べて食害と言われたら、鹿は明日から肉を食べなければ、人間に「いい子」と言われないのです。
お百姓さんの作った作物を食べて「食害」と言われるのは解りますが、森の中で草を食べて「食害」って、そんなのアリですかね・・・。
丹沢の鹿は食べるものがなく、枯れ葉を食べて餓えをしのいでいるのです。
野生動物といえど、人間の気に入ったように生きていかなければ、存在すら認めてもらえないのです。
「高速道路に鹿が出た」というニュースを聞いたとき「俺のクルマとどっちが早いだろう」と思ったり、「町の中に鹿が出た」と聞いて「鹿も信号を見て道路を横断するのかな」と思ったりしました。しかし、まわりの人の反応は全然違いました。
いつだったか、丹沢の麓のラーメン屋に「熊が出た」というニュースを聞いて「ラーメン好きな平均的日本人のような熊だな」と思いましたが、やはり周辺の人達は「恐いから殺してほしい」と言う人が多かった、と後で聞きました。
熊より恐い人間はいくらでもいるのに・・・。
今夜は、もしかすると私の厚顔も映るかもしれません、カメラに向かうと言葉が出なくなります、言いたいことも言えず、後で後悔ばかり、鶴瓶の家族に乾杯を見るたびに、出演者の役者ぶりを尊敬しています。
言葉足らずの反応に今からビビッています。
長くなったので、この辺でやめます。

ところで、ク〜ちゃんを連れてくるお母さん、この「気まぐれ」を見ていたらご連絡ください。
「まな板が待っています」。ダンナが来る時があれば声を掛けるように伝えてください。

同じくまな板ですが、真由ちゃんのお母さん、いずれ気が向いたら送ります。

明日は待望の雨予報、お天気おじさんもオバサンも最近はハズレが多くなっていますが、今回は当たってほしいです。
ついでに「雪」もほしいです。
このままじゃ、夏どころか5月には「水不足」になりそうです。
念のためですが、水不足で困るのは丹沢に住む「私」じゃなくて横浜や川崎の都会の人達です。