2月27日 (水)  春は名のみ〜

昨日の雨は、ショボショボ雨。
冬の渇水を補うには程遠い雨でした。
雪の残る斜面は水気タップリですが、日当たりの良い斜面はカラカラです。
そう言えば、3日前に長尾尾根から新大日ー表尾根からヤビツ峠に向かった登山者一名。
昔からのお馴染みさんですが、御歳65歳?。
ついでに歳より枯れ木に見える人です。
前日も、大山から北尾根を下りてきました。
見かけより、筋肉付いてんだろう〜と、勝手な想像をしますが、当日は札掛でも強風〜〜。
ヤビツを越えて来た人が「××さんのクルマあったけど・・」との報告。
行者あたりで吹き飛ばされて、クルマより早く秦野駅まで行っちゃたかナ、と冗談を言いましたが、半ば心配。
翌朝「無事、到着」のメールを見て安心しました。
遭難の危険性がある時は、呉々も「山へ行く」と告げないで欲しい。捜索するほどの体力がありませんから。
引き返す事も勇気・・なんて言う人もいますが、
私なら、引き返す体力があれば、そのまま登っちまうな・・。
それより、最初から無理と解ってる体力や天候で判断したら、家で風呂入って、ビール飲んでる方が賢明です。
朝に「ウ〜ッ!寒い」なんて言いながら、8時頃になったら「やっぱり登る」。
「××さん、やめときな、上はもっと寒いよ」と言ったけど「ここまで来て登らないともったいない、それに、俺の事なんか、どうせ誰〜れも心配してくれないし・・」って、あ〜〜そんな歳とりたくね〜な、と思ったが、振り向かなくても間違いなく同年代かい。

ところで、甥っこが転勤(転属?)してきた。
「オジサン、ボク、イラクジャナクテ、ホント、ヨカッタ」・・と。
「そうだナ〜、イラクなら死んじゃうかも知れないからナ〜日本で良かったナ〜」と答えながら、「日本に米軍基地はいらない!!」と、日頃言ってる私は、何とも胸中複雑である。
9年ぶり、という事もあったが、相変わらずカタカナで日本語を話す、ひらがなと漢字で喋れ!と言いたくなる可愛い甥っこである。

アトリの群れの乱舞を見るようになった。
渡りの準備だろうか。この季節には良く見る圧巻とも言える光景だが、今年は、まだ寒いよ。

3年間働いてくれた、丹沢ホーム唯一の若者が、元気に巣立って?いった。
次の若者が来るまで、老体にムチ打って、養魚場でお仕事をしている。
適度な力仕事(無理なものは無理)で、50肩が治りそうな気配。
しかし、60歳で50肩って、もしかして10歳若返ったのか・・?。

まあ、それにしても名ばかりの春。
下界は梅が満開というのに、地球温暖化って、もしかしてウソじゃないの?、と思うほど、昔の丹沢に戻ったような春の陽気?です。







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