9月13日 (日)  秋晴れ

今日は、いい天気だった。
爽やかな秋晴れ、空も高くなった。

昨日は一日冷たい秋雨、夜は瞬間豪雨、その中でドンチャンドンチャンと、まるで20数年前のジュリアナの再現みたいに、切り株の上で踊りまくっている集団がいた。
バカ者どもの夢の後・・みたいな光景にならなきゃいいが・・と、思っていたが、朝はタバコの吸殻一本もないほど綺麗に片付て帰った。

発つ鳥跡を濁さず・・と言うけど、ゴタゴタ続きの自民党・・どうなったかな〜と、思っていたら、谷垣さんが総裁に立候補したらしい。
私にとって、自民党はどうでもいいのですが、谷垣さんは、一度見た事があり、印象は真面目で、いい人。
自民党って、都合が悪くなると、必ずと言うほど、真面目な人(自民党の良識)が代表になる。
そして、何とか形が整ってくると、その人を引きずりおろして、また、変な人がいつの間にか代表になっている。
まあ、今度おなじ繰り返しをしたら、本当にお終いだから、それはないと思うが、どうだろう。

谷垣さんは、2年だか3年前に、自転車仲間とツーリングで我が家へ泊まった。
前々日に警察が来て「大臣が泊まる予定になっている」。
「知らね〜よ、そんな予約はない」。
「でも、ここらで他に泊まるとこはないし、ここしか考えられない」。
「そんな事言っても、予約はないから知らない」。
「すみません、申し訳ありませんが、その日の予約表を見せてもらえませんか」。
「予約表は個人情報だから、見せらんない」。
「え〜、私達も仕事なの、そんな事言わないで見せて」。
・・・なんて、やりとりをしましたが、当日、本当に来ました。
芸能人は知らない私でも、谷垣さんの顔はすぐわかりました。
警護のクルマも警察のクルマもなし。
自転車なので、荷物なし、着替えなし。
風呂の中で、自分で洗濯してました。
あの生乾きの下着を着ちゃったのかな・・。
翌朝は濃い霧、SPの人に「山道で狭く、霧が濃いと、前から来るクルマが解からない時がある。頑丈なアンタが先に行って、谷垣さんは、その後がいいんじゃない・・」と、言うと、「うちの先生、ツーリングじゃいつも先頭なの、言ってもダメ・・」と言いました。
お揃いの「絆」のユニホームで、霧の中を走っていきました。
いま、振り返ると、霧の中へ自転車で突っ込んで行く姿は、まるで、今日の立場を予感させるような朝だったな。
でも、真面目な人が表に出てくるのは、いい事だ。
もし、実現すれば、この国では、忘れるくらい久しぶりに、与野党、真面目な政策論争が期待できそうだ。

明日は横浜か・・行きたくないな・・インフルエンザが怖いから、息を止めたまま話をしてこよう。