3月17日 (水)  春近し

今月末に「森の学校・春の教室」を開催します。
明日は、可愛い講師の方々と下見ですが、今回の教室のコースであるヨモギ尾根を、講師全員が、「歩いた事がない・・」と言います。
登山者で、このコースを歩いた事のある人は、「エ〜ッ」と、思うでしょうが、ヨモギ尾根と言っても、教室で歩く道は、最近の登山者が歩くコースと違い、昔からの道。
最近の地図で見る事は出来ませんが、明治時代に、帝国陸軍測量部が書いた地図には載っています。
それに、昭和60年頃までは、私も歩いていました。
昔し・・と、言っても、20年くらい前まで、丹沢を歩いていた学生なら、「あ〜、あの道か・・」と、解かるはずです。
とは言っても、その頃の学生と違い、まして、可愛い講師なら、「道くらい自分で見つけて降りて来い!」とも言えません。

現在、森の学校を産休している「優香」がいますが、この娘は、顔に似合わず野生児的娘で、今回の、道なき道も安心して任せられるのですが、産休では仕方ありません。
とりあえず、森の学校の校長である私は、「しょうがね〜な・・」と、将来の幹部候補生?の、若者木村を連れて、下見の下見に行ってきました。

「ココは右、ココは真っすぐ。俺が来なくても間違えるんじゃないぞ」と、言いながら歩きましたが、かく言う私も25年ぶり以上、山も少々様変わりしていました。

ケヤキの大木が広がるヨモギ平はノンビリモード。
しかし、持ち物は、弁当なしのペット茶1本と腰ナタ1本、飴玉2個。
コーヒーくらい持ってくれば良かったと後悔しました。
小さな沢筋には、雪が残っていましたが、平は「春近し・・」の感じでした。

1)登り口近くの滝。
2)ヨモギ平と、若者木村。
3)芽吹くフサザクラ。





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