3月18日 (金)  例年なら・・

足も軽く、心うきうきと、どこかへ出かけたくなる「春」。
数日前に、福島から娘が元気に戻ってきました。
原発から離れていたといえ、とりあえず一安心しました。

裏の湧き水でカエルの卵がオタマジャクシになりました。
玄関先の巣箱では、お馴染みのムササビがス〜ス〜と寝ています。
今日は綺麗な朧月夜です。

でも、この春は、いつもと違い、何故か落ち着きません。
丹沢では、大きな地震が続いたわりに何の影響もありませんでしたが、東北の自然災害や人災と言える原発の事故を見ると、他人事と思えません。
命がけで活動する自衛隊や警察、消防の方々を見るにつけ、他人事のような企業の幹部、名ばかり政治主導、それに原子力保安院って、何をして給料を貰っている所でしょうか、一番他人事のような人達です。
事業仕分けされなかった事に不思議さを感じます。
一週間経っても避難所への物資救援が遅々とする政治主導なら、最初から自己完結組織の自衛隊にすべて任せた方が、活動がスムースに運んだのでは・・と、思ってしまいます。
私は40数年前に新潟地震を経験しましたが、地震や津波から生き延びた人が、避難所で亡くなると誰が思うでしょう・・。
手伝い一つ出来ませんが、いまだ連絡の取れない知人も多く、せめて暖かい日が続くようにと祈ります。