10月29日 (月)  熊棚だ!熊の爪痕だ!ナ・メ・コだ〜!

27日は、大山北尾根斜面で恒例の植樹活動でした。
HPでの紹介は、もう少し後にします。
少々疲れ気味で、写真を整理するのもかったるいから・・。
とりあえず、「きまぐれ」で紹介です。
植樹近くで熊棚を見つけました。
へ〜、あれが・・と、見上げます。
近くの木にも、幹に爪痕が・・・。
熊の居る森って、考えるだけでゾクゾクしますね。
その昔、熊と相撲をとった男の子がいましたが、最近では、「男より熊がいい。」と言う女の子もいました。
しかし、今年の山は木の実が少なく、熊さんは餌不足のようで、時々街の周辺に出ては、人から苛められています。
ある〜日、森の中・・と、「森の熊さん」を大声で歌う人も、ホントは熊を見ても居ない人も、「熊こわい・・襲われる・・」と言います。
襲われた事があるのかな〜、襲われてるのを見た事あるのかな〜。
人間は悪さをしてもナカナカ捕まらず、捕まっても、裁判で量刑が決まります。
その間、どんな悪人でも、飯を食べさせてもらえます。
ところが、熊さんは、柿や蜜柑を一個食べただけで、問答無用で捕まり、周辺の人から弁護士なしの人民裁判に掛けられます。
そして、良くて「所払い」。下手すりゃ上告なしの死刑です。
その昔、東京上野の不忍池に「矢鴨」がいました。
誰かが鴨に弓を射ったのですが、急所を外れて矢を刺したまま泳いでいました。
テレビや新聞で話題になり、それを見た国民市民が冷血人間と非難し、ある人は涙まで流していました。
ところが、山の中じゃあ、鹿や熊の野生動物が毎年数え切れないほど殺されているのです。
我が身を振り返り・・、人間とは勝手な冷血動物です。
今日もナメコを前にして、熊に喰われる前に食っちゃおう・・と、痛い腰をさすりながら、必死に採りました。
ナラタケは残してあげるから、かんべんしてね。
・・と、言い訳でした。

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