4月11日 (水) たまにはヨ・コ・ハ・マ・ いつもお世話になっている・・と、言うより、50年近くお世話になりっぱなしの新堀先生が、80歳のお祝いをすると言う・・。 ついでに「引退」とか・・、何を言ってるんでしょうね。 私より元気そうです。 先生は、若い頃に県議になって以来、根っからの自民党。 ついでに県連幹部。 ところが、環境問題には人一倍関心が強くて高くて、ことに、その頃の(いまでも)自民党のほとんどの人が嫌がる自然保護に熱心です。 その先生が、2~3年前から「いや〜、中村さん、疲れたよ。最近はチョッとした事でもホントに疲れる。」と、言います。 考えて見れば、何かあれば相談するだけでなく、引っ張り出す事も度々・・。 いまは兎に角、当時は自然保護なんて、「一票」にもなりません。 それに、票どころか、丹沢なんてトコは選挙区外だし、住んでるのは、シカやクマ。言うまでもなく、票は持ってません。 それでも、頼めば嫌な顔ひとつ見せず、時には丹沢まで足を運びます。 電話は、居る時を狙っての夜討朝がけ、ところが、電話に出る奥様は、「いつもお世話になっています・・」って、お世話になっているのは、コッチです。 「引退?ですか、まだ早いですよ。却下です。」と、会うたびに言ってましたが、お歳を考えたら、仕方ありません。これまでオンブにダッコですから、あまり無理強いもできません。 そこで、丹沢の終身名誉顧問になってもらおうかと考えています。 丹沢から見たら、「自然保護の新堀」ですが、その生き方の基本は、「オ〜イ、お前ら・・」と、国会に向かって呼び掛けたいほどに、見習って欲しい、「良心を持った政治家」です。 お金の事は聞いた事がないし、活動の基本は社会奉仕・・。 だから自然保護にも繋がっていた・・。 こういう人、他にいるのかな〜。 その先生のお祝いでは、「ニューグランド?、あんな高級ホテルは行きたくない!」と、駄々をコネル訳にもいきません。 当日の朝は雪・・、と言っても、丹沢だけの雪の朝です。 祝辞も食事もひと段落したところで、「さ〜て、寒い丹沢に帰ろうか・・」と思い、司会者のところへ行くと、「だめですよ〜、挨拶してから帰ってください。」と言われました。 晴れがましい場所での挨拶は結婚式くらいで、議員さん方や、各界名士が並ぶ場所での挨拶なんて経験がありません。 どうせ飲みながら食べながら・・なので、誰も聞いてないだろう・・と、思い、 先生に初めてお会いした時に、「へ〜、こういう(真面目な)人が自民党に居るんだ・・」との第一印象を話しました。 聞いてない・・と思いましたが、会場の笑い声を聞いて、恐る恐る最前列の議員さん方を見ると、自民党の先生方も大口開けて笑っていました。 以前、ココに書きましたが、私は横浜へ出て来ると、必ず寄るお蕎麦屋さんがあります。 そのお蕎麦屋さんは、10年ほど前、偶然、ご夫婦で我が家へお泊りになりました。 ひょんな事から知り合ったお蕎麦屋さんですが、これが、ご夫婦揃って熱烈な新堀先生ファンというか、新堀先生神様のような方達です。 先日、そのご主人が、「中村さん、新堀先生元気になったね。声がデカくなったよね。あれなら当分大丈夫だ。あ〜いう人はいないからね、まだまだ元気で居てもらわなくちゃ・・。」と言ってました。 先生は80歳の昆虫少年。 飛んで来る小さな虫を、手のひらで捕らえるとき、80から0がなくなる笑顔になります。 山は一気に春。 ミツマタは満開、ミツバツツジもこぼれるような蕾。 山桜は、もうチョイですね。 |