1月3日 (金)  謹賀新年・・丹沢から

年末の森の学校が終わり、あれやこれやと忙しいのも一段落。
テレビではNHKまでが「景気が良くなった・・」などと、政府のスポークスマンのように喋っています。
でも、実感ないな〜。
実感のあるのは、他人の心の痛みを理解できない総理大臣が、この国の品格を落とした事くらいだ。
まあ、そんなつまらない話しは抜きにして、静かな元旦、私は数十年ぶりに、初日の出を見に行きました。
とりあえず、ラクチンな場所・・で、大山を選んだのですが、登山口まで行って、「ライトがない。忘れた。」と気が付きました。
いくらバカにする大山でも、ライトなしではコケそうです。
お家まで戻り、「しょうがない、二ノ塔にしよう・・」と、富士見橋から菩提峠へ向かうと、今度はナンと、凍結道路でスリップ、道の真ん中を塞ぐようにセレナが一台。
一年の計は元旦と言いますが、先が思いやられるようなお正月です。
でも、こうなったら意地です。
クルマを道端に寄せ、兎に角、日の出の見える場所まで急ぎました。
なんとか、初日の出を見る事が出来ました。
大山から降りてきた人に感想を聞くと、「行かなくて良かったんじゃないですか・・」と言われました。
とにかく凄い人で、前の人の頭の間から「日の出」を見た・・ようです。
しかし、私としては「まともな日の出を見たい・・」のです。
翌2日、早起きして、また出かけました。
今度は二ノ塔山頂です。
娘夫婦と、泊まっているお客様も誘っての、納得いく初日の出を見に行きました。
ところが・・です。婿はライトを「持って来なかった・・」。
お客様も「ない・・」。
これでは近道が出来ません。
仕方なく、表尾根を登りました。
それでも、山頂手前の大崩で、やっと念願の初日の出。
みんなが幸せな毎日を送れるよう、お祈りをしました。
今年も良い年になりますように。

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