2月20日 (木)  大雪を溶かすか、気持ちが温かくなった今日

8日から雪で缶詰状態が続き、日付も曜日も解らなくなってきました。
厨房の後ろの雪掻きをしました。
雪を除いたからといって、いまの状況が変わる訳ではありませんが、ゴミバケツを堀り出さないと、生ゴミが溜まるばかり。

雪崩で潰された小屋の中は雪で埋まり、布団はもちろん、冷蔵庫も3mくらい押し出されていた。
この辺と、目星を付けた場所をクリちゃんがスコップで掘り、電気のこぎりや、ドリルを見つけ出しました。
小屋の倉庫は、雪が天井まで埋め尽くしていて、天井に取付けてある配電盤を探り出すのに、一苦労。
狭い暗闇でクリちゃん奮闘、ブレーカーが降りていて一安心。

今日は、午後の3時頃、「こんちは!・・」と、家族以外の人の大きな声。
驚いて玄関を見ると、道路を管理する土木事務所の若い役人が笑顔で立っていました。
「色々とご不便をお掛けしますが、頑張って除雪しているので、もう暫く・・」と。
その上、担いできたザックには、お土産のパンがいっぱい。

雪が降って、住民に大きな影響が出ているのに、高級焼肉店で焼き肉を食って、指摘されたら、止めて状況が変わる訳じゃない・・なんて言う政治家が居る一方で、神奈川には、こういう役人が居ます。

業務と言うかも知れませんが、私達でも、用事がなければ歩く事をためらう雪の中です。
暫くの猶予を・・と、言われたら、少々の我慢は仕方ないか・・と、思います。
それにしても、8日以来に聞く他人の声でした。
役人が戻ってから、甘い物が食べたい・・と言ってた女房や娘と、もちろん私も、美味しく頂きました。
「なにか希望があれば、今度来る時にお持ちします」と言われましたが、そこまで甘える事は出来ません。
普段なら、平気で忘れる事もありますが、毎日服用する薬が4〜5日前に切れています。
変なもので、こういった状況になると、飲まないと調子が悪いような気がします。
その話しをすると、病院へ連絡をとってもらえば、今度来る時に届けます・・と、涙の出るような対応。
土木事務所のファンクラブがあれば、入会したいくらいです。
有り難うございました。
ご馳走様でした。

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