12月1日 (木)  今年もお世話になりました。NO1

紅葉狩り、秋の行楽シーズンに合わせるように、道路工事のため全面通行止。
圏央道開通で、新潟や東北からのお客様が増えたのに、工事のためなら、キャンセルに文句も言えません。11月1日からの通行止め、12月16日までだって。
「一日でも早くします。」なんて言ってたけど、まさか、伸びないだろうな〜。
年末を控えて胃が痛〜い。

私だけじゃなく、ドライブのオジサン&オバサン、チャリライダー、ロードマラソンの人達も「迂回路ないの?」「どうして、この季節?」「役所の都合か?」etc etc。
私に文句を言われてもな〜。一番文句を言いたいのは私です。

大手登山ツアーに対抗して中身の濃い山歩き。正しい情報伝達。
3月から始めたツアー「丹沢を歩く」。ガイドの魅力もあり(私じゃありません)定着してきた。
ただし、定員が10人~15人と少ないため、早々に〆切。
顔馴染みで和気あいあいの楽しさはありますが、新しい方も参加できる仕組みも考えなきゃいけませんね。
各月ごとの実施状況や感想は、発行する「丹沢だより」に、時折、掲載します。

11月に開催した「丹沢を歩く」は、一ノ沢考証林(通称・一ノ沢モミ林)。
久しぶりに歩いて、登山道の荒廃にビックリ。
昔は家族連れで楽しめる物見峠&一ノ沢峠越えと、ガイドブックにもありました。
いま、親切にアドバイスするなら、経験者&健脚向き。
初心者の一人歩きはやめましょう。

丹沢の登山道整備は、尾瀬より丁寧。恐らく全国一かな。
ただ、利用者の多いメインルートの整備は、「これでもか!」と言うくらい丁寧ですが、マイナールートも最低限の手入れは欲しい。
東丹沢ではタライゴヤ沢登山道、3年前の大雪で一部崩壊して以来、通行止めが続いています。
登山は「自己責任」が前提は当たり前ですが、静かな丹沢を楽しむルートが歩けないのはチョット寂しい。

「丹沢を歩く」一年を通した感想。
初めて参加したご夫婦のダンナさんに、「中村さん、このツアーって、女性限定ですか?」。と、聞かれました。
「いえいえ、結果そうなってるだけで、面接して選んでる訳じゃありません。」5分後に、毎回参加のご夫婦が来て、その方、納得したようです。

参加者を含めて、最高齢者は「私」か。
立場はガイドのパシリですが、「歩くのが、やっと」の歳になり、いざとなったら使い物にならないでしょうね。
パシリと言えば植樹活動や丹沢フォーラム、森の学校も同様です。
パシリ不足はイベント継続に、解説者の確保より深刻な問題です。
体力の衰えを知り、パシリのパシリが必要に感じた一年でした。

丹沢札掛の秋。予想に反して、結構きれいな紅葉でした。

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