5月15日 (日)  初夏爛漫。

10日の火曜日、明日の天気は「台風並みの強風、大雨」と予報。
普段は外れる天気予報も、なぜか悪い方は当たります。

11日の朝、予報通りの荒天。同じ「こうてん」なら、好天がいいな・・と、思いながらも強行。
ま、雨も細かくなったし。・・と、歩きだしたものの、中間点まで来ると、物凄い風。
若いころなら鼻歌混じり程度の風も、この歳には結構厳しい。
なにしろ、異常乾燥注意報が出ている山の、枯れ木のような体だ。
伊勢原から登ってくる道との合流点手前、藤熊から吹き上げる風は、通過に躊躇するような強風。「ここで強風にコケたら。ここで足を踏み外したら・・と、誰にナニを言われるか・・」。

今日の大山登山は22日の北尾根ツアーの下見。
目指すは北尾根経由札掛までの予定だが、馬鹿にしちゃいけない大山だった。
登山者はもちろん皆無。山頂手前で尻尾巻いて退却の巻。
だいたい、しょっちゅう歩いてる北尾根。
なまじ、真面目に、ありもしない責任感で、「下見」・・なんて計画したからか。
翌日はピーカンの五月晴れでした。

11日の消化不良もあり、五月晴れの勢いで13日は丹沢山へシロヤシオの花見登山。
しかし、待てよ。13日の金曜日だ。しかも仏滅。
でも、風は爽やか、気温予報も真夏と言う割りに、まあまあだ。
ツルシロカネソウにワチガイソウ&ギンリョウソウと、白い花が満開。
稜線に登れば、期待通りにシロヤシオは超満開。
トウゴクミツバも鮮やかな色を添えていました。
抜けるような青空に新緑がまぶしい。
山小屋でご馳走になったコーヒーもGOOD.
帰り道、ブナの道を抜ければ、目の下は堂平と天王寺尾根。その先に大都会が広がる。
丹沢のブナ林。まさに豊穣の森。

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