8月30日 (火)  訳の解らん「山の日」第2弾。

私が若いころに比べると、登山の装備や着るもの食べるものは、季節に関わらず雲泥の差だ。

山に行くとなれば、食料は、米味噌醤油ジャガイモ玉ねぎを担いで登ったものだが、いまじゃ簡単な食材どころか、練歯磨きみたいなチュウブをチューチュー吸いながら歩いている。
私は気持ち悪くて吸った事はないが、同年齢の登山者でも吸っているのを見ると、結構うまいのか?。

着るものでも荷物は軽くなっているし・・。
それにしちゃ遭難が多いのはどうしてだろう。

考えるに、ケータイの普及だろう。
なにしろ、冬山といえ、電話1本でヘリコプターが来てくれる。
私もいつお世話になるか解らないので、大きな事は言えないが、便利になり過ぎると、他力登山者が増えてくる。
それにつられて、山へ登る・・だけなのに、なんでか規制も増えてくる。

北アルプスじゃ、なんと、西穂高往復だけでもメット着用と聞いて驚いた。
便サルでも歩ける山だ。
ま、今の私に便サルは無理だけどね。

でも、涸沢の天場から滝谷への集団が、ビーサンは珍しくなかった。

山に規制は似合わない。・・と、私は思う。
じゃ、ないと。そのうち、60歳以上は入山禁止とか。
事前に遭難対策費用を振り込めとか・・。
ありそうだ。

写真は女房と結婚前だが、冬の北アに行ったときだ。
女房は冬山経験0。秋の涸沢に一度行ったきり。
前日は北穂目指して涸沢に入ったが、深雪で断念。
翌日に蝶へ登った。


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