5月20日 (土)  爽のち鬱

一年ぶりの「丹沢山」
明日は「曇り時々雨、または雷雨」・・と、NHKの桧山さん。
でも、「絶対に降らない」・・と予想の私。
4月の植樹も、気象庁より私の予想を優先して、「大当たり」。
で、今回も私を信じて丹沢山へ。結果は、雨も降らず雷にも会わず、大当たり。

ただし、5月1日に出した、シロヤシオの開花予想も、大当たり。
こちらは外れて欲しかったのですが、天気予報より的中確立の高い開花予想。
残念でした。来年に期待しましょう。

それでも、満開のシロヤシオを見た事がない人は、これでも、「わ〜、きれ〜・・」と、感激。
トウゴクミツバの花付は例年並み。開花は来週でしょうか。
ミヤマザクラは五分咲き、
綺麗な新緑の山歩きは、心身ともに癒されます。

ところで、「共謀罪法案」予想通りの強行採決。
成立しちゃいましたね。
理由は30時間を超える審議をしたからとか・・。
問題は時間じゃなく、審議の中身ですけど、中身、伴っていないでしょう。

議員さん方を見ていると、居眠りしてても30時間・・って、感じがしました。

お前は総理の提灯持ちか!と、言いたくなるような維新の議員が審議打ち切りの発言。
「自民党に入れてもらえ!」と野次が飛びましたが、まさに、自民党以上に総理の応援団。
それにしても、自民党って、昔と違い、まともな議員が居なくなりました。

議論のない国会って、意味があるのか?・・と思いますが、この手の議員を選んだのは国民。
その昔、「国民一流、議員は二流」が、この国の海外評価でしたが、二流の議員を選ぶ国民って、やっぱり二流でしょう。い〜や、三流かも知れません。

景気浮揚に期待して自民党に一票入れた人達。
国民のほとんどが実感しないほど景気は浮揚しませんが、息苦しい世の中の構築に貢献しましたね。

もしも、もしも・・の時に、責任を取れ!とは言いませんが、目先の景気だけに捉われた結果は、子や孫へ繋がる不幸の始まりです。

外は新緑ですが、政治は北朝鮮並みの「闇」ですね。
この国に、明日があるのか、朝はあるのか・・と、心配になります。

万一ですけどね、万一、次の選挙で野党が逆転したら、5年前にさかのぼって、すべての法案をチャラにして欲しい。
そこから改めて「中身のある」議論をして欲しい。
その結果が、法案の成立なら、それは仕方ない事。

ただし、いまの総理大臣や維新の議員さん方は、真面目に議論すれば、議論に付いて来る事ができません。
おつむに中身がなければ当たり前の事ですが、それが総理大臣と思えば・・、なんともはや・・。

しばらくは、「次の選挙」。そんな夢でも見ていましょう。

写真は、政治の「鬱」をひと時忘れる、丹沢の森です。

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