4月23日 (月)  豊かな森を目指して。

「植樹報告」
21日の土曜日、快晴。
ただし真夏のような暑さ。
ホントに4月か!と言いたくなるような一日、豊かな森の再生を目指して「第39回 植樹活動」を、二ノ塔山頂手前で開催しました。

参加者は定員100名うちドタキャン4名。
ドタキャンと言っても、仕事が入った・・とか、急に取り込みが・・など、人生自分じゃどうにもならない事象の発生です。
仕方ありません。改めて次回の参加をお待ちしています。

今回の参加者、下は生後7か月から上は80歳を10年くらい前に越えた人まで。
申込参加者は96名ですが、受付正式人数は84名でした。
どう言う訳か役人の中で参加費を払わない人が居ます。
まあ、金よこせ!とは言いませんが、みんなが次の活動の為にと参加費を払う中、一部の役人が参加費を拒否・・ってのは首を傾げます。

ま、そんな細々は別にして、ここ最近は班別行動も少々サボっていましたが、今回は初めて参加の方も多く、少々真面目に植樹解説、自然解説、ついでに神奈川県行政事業も時折ヨイショ解説。
水源税活用の成果や課題なども解説しました。

植栽樹種はイタヤカエデ、イロハモミジ、シオジ、キハダ、ヤマグリ、etc。
もちろんウツギなど肥料木やブナも、15種類の広葉樹を植栽しました。
私は10日前のギックリ腰がなかなか完治せず少々不安な山登りでしたが、無事に任務終了。ただし生まれて初めて杖(ストック)のお世話になりました。

夜は恒例のコンサートですが今回はなし。
・・と言うより、活動を小規模で実施するつもりだったので宿泊も内輪で飲み会の懇親会と想定。

しかし世の中、意に反する事は多いもの。
植樹活動の参加もアッと言う間に定員。
宿泊も想定の倍。
4月に入り、いまさらコンサートでは誰も間に合わないだろうし。

・・で思いついたのは森の学校最終日のテスト&感想文の大人編の実施です。
ただし直前までナイショ。

夕食の時間、乾杯を前に「コンサートはないが、ただ飲むだけじゃ芸がない。そこで森の学校の子供達と同じくテストを実施。子供達と同じ条件で赤点は丹沢に出入り禁止。」と挨拶。

みなさん一瞬呆気にとられ次に爆笑。
飲み過ぎるなよ、眠るなよ・・。
夕食は70分で一旦終了。

「よく聞いてないとテストに合格しないよ」と席を替え、丹沢のスライドに私の講義。
終了と同時に、更に席を移してテストに感想文。
この雰囲気はなんだろう・・と思う程に全員かなり真剣そのもの。

提出順からお酒を飲んでいいよ・・と言っても原稿用紙に取り組む方もいました。
テスト&感想文は会報「丹沢だより」掲載を是非お読みください。

翌日は私が主宰の協会総会。
出席者は理事以外数名。
昨日の宿泊者のうち会員は8割もいたのに・・。
みんな総会より散策&登山&釣りを楽しんだようです。
私も理事長でなければ総会より山歩きを楽しみたい陽気でした。

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