6月10日 (日)  昨日の日記。チョッと長いよ。

キバナアツモリソウ。
群生地を教えて貰って5年。
今年こそは・・と思いながら5年。
あと生きてる時間が5年なら、残された山歩きの時間も5年だな。
例年なら開花は6月中旬から末。
来年こそ・・、い〜や今かな。

空は快晴、なのに朝から通過車両なし。
天気予報が悪いから?。い〜や、今日はお日様マークだった。
それにしては自転車も来ない。
宮ケ瀬方面に降りていった自転車が戻ってきました。

「事故で全面通行止め・・お巡りさんが規制してる・・」とか。
話を聞くに、自爆で横転のようです。
クルマが斜めになって崖に突き刺さっている・・らしい。
人の伝聞なのでホントかな?。

話が大きくなるのは伝聞の常。
その昔、山から降りて来た登山者が「林道の途中でクルマの中で人が死んでいる。アベックみたいだ。」と報告。当時はどこの林道もクルマが入りました。
「どこの林道?」と聞いても「さ〜、林道の名前は知らない」と。
では、どこから降りて来たのか尋ねると、丹沢山から・・、ナラ塩水か本谷だ。

晩秋は陽が短い。警察に電話をすると、「中村さん、わり〜けど先に行って現状維持してくれないかな・・。」と、ナンで俺がと思いましたが、いつもお世話になる駐在所です。素直に承諾。

自殺するなら本谷かな・・と、暗くなった山道を当てずっぽうの推測。
出来ればお巡りさんが来るまで見つけたくない気持ち。

あ〜よかった・・クルマがなかった・・と思いながら終点でクルマを転回、闇の中ライトに浮かび上がる白のクラウン。
あ〜あ〜見つけちゃった・・。

当時は携帯電話もなし。ここで、いつ来るか解らないお巡りさん達を待っているのかよ。
懐中電灯片手にクルマの中を覗くと、50代前後の男性と20代くらいの女性。
闇の中、クルマから離れて見ていると、クルマからナニかが出てきそうだが、中を見ていると死んでると思っても落ち着くから不思議だ。

後日、秦野へ出かけた時、行きつけの商店のオヤジが「オメ〜心中死体を見つけたって?腹に包丁が突き刺さってた・・って?」。
「いやいや、ただの排気ガス自殺だよ。」「な〜んだ、つまんね〜。」
町中で会った神奈中バスの運ちゃんが「スッポンポンの心中だったって?。」
いやいや、ちゃんと洋服を来て運転席と助手席で眠るように死んでた。」「な〜んだ、ほうけ〜、つまんね〜。」・・と、人から人の伝聞はこの程度だ。

それにしても梅雨の晴れ間の横転車。
宮ケ瀬方面から来る登山の人は予定変更を余儀なくされ、我が峠の売店も人気なし。
それを理由に時間つぶしで大山往復もいいけど、この蒸し暑さじゃ身体に悪い。
ところで今日、我が図鑑を持った人を初めて目撃。
図鑑を見ながらガマズミを見ている。
・・で、これはナンだろう・・って。
図鑑を見て。

10:30通行止め解除。
怪我人が出たかは解らないが、迷惑な事故でした。

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