7月26日 (木)  「県道・通行止め」

通行止め、長いな〜。
先日、道路のゴミ掃除をしながら現場近くまで行ったけど、物音がなかった。
普通、重機の唸り音とかするはずだけど、ちゃんと仕事をしてるのかな〜。

それにしても看板に気づかずヤビツ峠まで来る人は結構多い。
中には通行止めの掲示板を見ても来る人が居る。
さらには「一ヶ月だ、もう通れるはず・・」と勝手に決め込んで来る人も居る。

20年ほど前になるが、中部森林管理局(旧・長野営林局)に呼ばれ、シカの樹皮食いに関する問題で信州伊那の山奥に行った。
中央高速から国道、県道と走り、小さな集落で「この先・通行止め」の看板。

案内の先導者が「この看板、下見に来た時はなかった・・迂回すると結構な遠回りになります」。
「まったく通れないってことはないでしょう。仕事や地元のクルマなら通れるんじゃない?」と、営林署職員の勝手な推測。

で、行くだけ行ってみよう・・と走り出したところ数百メートル。
もう一度、通行止めの大きな看板。
そこには通行止めと同じ文字の大きさ、同じ赤字で「本当に通れません」と注意書き。
同乗の局長が「俺たちみたいな人間に注意喚起だな・・時間はあるから迂回しよう」・・で、Uターンしたが、顔を見合わせて笑ってしまった。

今回の通行止め、看板を見ながら、でも行っちゃう人達を見て20年前を思い出した次第。
それにしても工事進捗の音沙汰くらい欲しい、長い通行止めだ。
北方面からのお客さんのキャンセル、自然災害じゃ県に請求も出来ません。

先日も、「エ〜ッ!本当に通れないんだ。下の方に通行止めって書いてあったけど、ココ(ヤビツ峠)で聞いてよかった。やっぱりダメなんだね・・」と、普通の奥さん。
「エ〜ッ!もう3週間じゃん。オジサン商売になんないじゃん。怒んないの。」と、通行止め直後にも来た、バイクの兄ちゃん集団。
自転車の人は「自転車くらい通れるようにしてくれたら・・」と言い。
ランの人は「人も通れないって、万一の時はどうするんだ・・」とか。
通行止めの感想は、等々色々。

先週土曜日の夕方、夕食を食べに来た国の役人「本工事は後にしても、安全対策だけして通さないのかな〜」・・と、自分のお家が三鷹方面なので、宮ヶ瀬方面の通行止めは夕食を食べにくる我が家へは遠回りなんです。
道幅が一番狭いとこだし、難しいだろうな〜・・と、一番迷惑している私が一番やさしい。
いっその事、トンネルにしちゃえばいいのにね。
まあ天災じゃ仕方ないが、看板見てガックシの人から「いつ頃までですか?。」・・と聞かれて、ホントは私が知りたいの。