11月13日 (水)  停電一ヶ月

近況報告。
お客様相談窓口の方・・ごめんなさい。
でも私の偽らざる印象です。
東電の今後の為に。

道路の崩壊土砂や曲がったガードレール。
壊れた電柱や切断された電線。
少しずつだが撤去や除去が進んでいるようだ。

つい先日までは札掛から2kmがやっと(崩壊土砂除去)・・と言ってた土建屋さんの現場監督さん。今日会ったら、「塩水トンネル(札掛から約6km)まで行った。
12月の中旬までにはなんとかなるかな〜・・」と、嬉しい報告。

東電の渉外担当次長さん
「道路の土砂除去ごとに電柱電線を補修し、道路開設と同時に電力を回復したい」。
東電の技術屋さん。
「緊急の時は電柱の1〜2本飛ばしながらでも電線を引き電力を回復する。飛ばした電柱の処置は後でいい。」と心強い作業説明。

県土木の所長と課長。
「少しでも早く道路を回復することで生活再建の役に立てたら。」と、今日は宮ケ瀬から15kmを実地検証しながら歩いて来てビックリ。
・・関わる皆さん方から力強い応援を頂いています。

・・が、一人、東電お客様相談窓口の担当者だけがニコニコと顔だけ笑いながら「ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんね・・でも電力回復は3月か4月いっぱい」・・と。
「エッでも次長さんが・・」と言えば「私は発言を承知していない。その発言は確認します」。
東電って、次長より相談窓口の方が偉いのか?。

熱中症で死者が出るような炎天下でも、氷点下の雪の中でも。
大雨の中ビニールの袋をかぶってでも電柱の上で仕事をする「東電さん」を見て、原発は嫌いだが、少なからず「東電さん」の働きを応援していた。
一所懸命が解れば、道路開通の約束期日が十日や二十日ずれ込んでも許容範囲。
毎日ガソリンを買いに行くスタンドのオジサン。
「電気代なんて当分払わなけりゃいい。被災地はそのくらいの優遇があっていい。」
・・と私の代わりに怒ってる。

東電・・情報では、相変わらず清川村に停電世帯なし・・の表示。
我が清川村札掛、停電して一ヶ月だが停電世帯なし・・と言い切る一社独占企業には恐いものを感じる。
技術屋さんが口を開かなくなり、次長の発言を「確認する」と言うお客様相談窓口。
東電って、どういう会社なんだろう。