11月19日 (木)  晩秋の大山北尾根

丹沢自然保護協会主催「丹沢を歩く」。
2年ぶりに再開。
私の担当は「大山北尾根」。

歳も歳だしチョッピリ不安でしたが、足腰の無事を再確認。
ただし維持するための努力も必要も再認識。
取り敢えず歩けて一安心。

東電巡視路から外れたナイショの道は急斜面と言え転がってもだいじょうぶ!と言えるほどに落ち葉がふかふか。
ただし痩せ尾根は私の体力&体形と同じく、さらに痩せてました。

参加者から「これって軽い山歩きですか?バリエーションじゃないの?」と言われましたが、
私が歩けるのですから、取り敢えずは「軽い山歩き」と思います。
ふわふわに積もった落ち葉の急斜面をワシャワシャ降り、痩せ尾根の木の根の上をおっかなびっくり。
実働5時間半、丹沢ホームで美味しいコーヒー(ビールの人もいました)を飲んで無事解散。
紅葉もきれい、晩秋の山を十分に楽しみました。

ところで、平日と言え喧噪な大山山頂を北尾根に入ってわずか10分。
ブナやミズナラの幹に真新しい熊の爪痕を見つけました。
その後も爪痕はあちこちで見つける事が出来ました。

ところでのもう一つ、神奈川全域、丹沢でもと言われるナラ枯れです。
ヤビツ峠から大山山頂までのイタツミ尾根では目にするほとんどのナラが幹から木の粉を噴き出していました。
枯れるのは時間の問題でしょう。
ところが北尾根に入ると札掛までの長い距離、「虫食い」のナラは0と言えるほどに見当たりません。
ナラ枯れが進行しない事は歓迎ですが・・何故でしょう・・。
こうした事を見て考えるのも「丹沢を歩く」の大切なところ。
今度、県保全センターに行って聞いてみよう。

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