5月24日 (火)  まな板製作・・のはずが。

まな板製作、半年後が一年後どころか二年目になっちゃう。

今日は時間があるし、さて・・と、腰を上げたところで、また昔のLPに目が行った。
可愛かったな〜、良子、初のLP。
エレキを持ったらお説教とか・・髪をのばしたら停学とか。
ベンチャーズはダメでブラザースフォアはOKとか、昔の大人は新しいものに対して説得力がなかったな・・。

新宿地下広場のフォークソング集会を警棒で蹴散らしたのは佐藤栄作。
NHKには「女、子供と言え容赦するな!」と激を飛ばすニュース映像がお蔵入りであるはずだ。
当時はニュースでやっていた。

市民の集まりも学生運動と同様に、権力者は「御意!」と言う人間以外が恐かったのだろう。
今のプーチンみたいだ。

昔は時々流していたニュース記録映像だが、最近はBSの二十世紀の映像でもとんと見なくなった。
そう言えば沖縄返還の特集でも、当時の首相、佐藤栄作が如何に努力をしたか・・だけが強調され、ナイショの核付や沖縄密約はアレ?と思う程にサラリと通り過ぎた。

日本人は近現代史を学ばない=今の若い子は何も知らない・・のは無理もない。
・・と言ってもオイラは学生運動に同調していた訳じゃない。
今より貧乏な我が家の家計を助けるため、深夜の国道一号線を二昼夜一睡もせず大阪寝屋川を往復、学生運動に没頭できる同世代が羨ましくもあり妬ましくもあった。

カセットテープ前夜の深夜便、名古屋を過ぎる頃は睡魔のお誘い。
そこで眠くなって歌うのは本人。
青春歌謡から演歌、山の歌まで。
レイチャールズやシルビーバルタンを聞くのは好きでも、英語や仏語は唄えない。
ラジオのチャンネルは汐見坂で関東から関西へ移行します。
そのたびに、局合わせはピーピーガーガー。
それでもラジオから流れる松尾和子や西田佐知子の歌声に半仮睡状態のハンドルも軽くなりました。

ところで汐見坂を過ぎると取り締まりのお巡りさんの態度も変わります。
どっちが丁寧でどっちが横柄か・・岸田さんと松井さん・・と置き換えれば、あとは想像にお任せ。

・・と、あれこれ思い出していたら、また、まな板製作に掛かる時間がなくなりました。
注文の皆さんより、女房が恐い。
今週は「丹沢をあるく」のイベント。
そして昔からの知人の訃報が続き、またまた予定外でも大切な日程変更。
まな板・・来週からだな。

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