Diary 2008. 11
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11月28日 (金)  水量復活

遠目から二十歳に見えるだけの紅葉も、雨に濡れると綺麗に見える。
2泊3日の横浜出張?も、早寝早起きを心がけたせいか、風邪もひかずに無事帰山できた。

ところで、帰りの東名横浜ICで、アソさんじゃないが、前を「タラタラ」走るクルマ抜き、追い越し車線から一気に加速・・と思ったら、いつの間にか白バイが2台も付いていた。
仕方ないので、かと言って、白バイに道譲るのもシャクだし、110キロでズ〜っと走っていたが、それも大人気ないので、ついに道を譲った。
ところが、その白バイ、また、私の後を付いて来る。
雨なのに、暇な白バイと思ったが、ついに、私を追い越していった。
その時速120`、いいのかな・・。
そこで、私はその白バイに付いて行く事にした。
すると、後ろはピッタリ、延々と続いている。
白バイの前方はガ〜ラガラ。
交通渋滞の原因の一つだね、しかも、みんなイライラしている事だろう。
白バイって、もしかしたらイライラ事故誘発の一因かも知れませんね。
私は個人的には現場のお巡りさんは市民の味方、と、良き理解者の一人を自負していますが、交通取締りのお巡りさんだけは、何故か好きになれません、態度も横柄だし。

昔〜し(30年くらい前)、家族でドライブしている時、ムチャクチャ渋滞の渋川市街を抜け、見渡す限りのどかな田園風景に入り(と言っても、冬だからお百姓さんも耕運機もいません)、家族で「リンゴの歌」唄いながら走っていたら、急に畦道の陰から赤い旗。
危ね〜じゃないか・・と思ったら、旗の真ん中に「止まれ」なんて書いてある。
急に飛び出しゃ、旗が無くても止まるよな。
前にも後ろにもクルマはいません。
後で地元の人に聞いたら「あそこは草津に行くクルマを引っ掛ける場所。地元の人間は知ってるから捕まらない」とか・・観光やスキーに行くクルマがターゲットのようだった。
ムカッ!!とする私は、「免許証」と言うので「ほらよ」と言うと、「アナタ態度が良くないですね」と言います。
「謝ったら勘弁してくれるのか」と言うと「それは無理です」と言う返事「だったら頭下げる理由はね〜よ」と言いました。
おまけに「スピードは事故の原因」と言うので、「いきなり畦道の陰から旗持って飛び出す方が、よっぽど危ない、オメ〜を轢くとこだった」と、言いたくなりましたが、子供の手前やめました。
超過速度20`の罰金はドブに捨てる方がマシだった。
交通取締りのお巡りさんに敵意を持つようになったのは、そんないい加減な取り締まりに出くわした事が尾を引いているようです。
ほとんどのお巡りさんは真面目なんですけどね・・速度違反で捕まったお巡りさんも知っるし。

ところで、本題。
昨日からの雨で水量が倍増しました。
川の中のお魚ちゃんが、右に左に動き回り、急に元気になったように見えます。
落ち葉の流れも落ち着きました。
さっき、ヤマメとイワナの卵を洗ってきました。
先月末に絞った卵は、中で目ん玉がクルクル動いています。
来週は検卵で忙しくなりそうです(貧乏なので検卵機がありません)。
人手もないので、老眼鏡かけて頑張ろう。





11月12日 (水)  魚番日記

遅い秋ですが、紅葉も、そこそこの紅葉になりました。
どこかで、シカがピ〜ヨ〜と啼いています。
一人で養魚場にいると、つまんない事をアレヤコレヤと考えてしまうので、身体を動かす事にしています。
とりあえず、無理しないように・・っと。

朝7時半、出勤?。
まず、取り入れ口や各養魚池のゴミ(落ち葉)を取って、稚魚に餌をあげて(早く大きくなりなさい)。
それから、小屋に入って、ペチカに火を入れます。
薪が燃え始めると、しばらく「炎」を見ています(今日は燃えがいい)。
やかんを掛けて、キノコの見回り(出てるかナ)に行きます。
今年は、キノコが不作です。
お山の熊さんも困っているでしょうね。
とは言っても、出てれば熊より先に私が取っちゃいます。
それから、餌小屋の掃除をしました。
ついでに、ヤマメさんやイワナさんの卵を洗いました。
今年は死卵が少なく、成績がいいですね・・。

さて、暇なので木工でもしようかな・・。
まあ、その前にコーヒーでも飲むか・・せっかくお湯も沸いた事だし・・。

何を作ろうか・・久しぶりに引き出しでも作るか。
板を削って、頭の中の設計図にそって切っていると、唯一のお客様が「いいですね〜、いい生活だな〜、うらやましいな〜、」と、勝手な独り言を言ってます。
あのな〜、お金が有るのと無いのと、どっちがいい?。
セルシオに乗るのと、軽トラと、どっちがいい?。
ペチカの薪も、自分で材木を出してきて、ノコで切って、割るんだよ、割ってみな。
・・・と、言いたかったけど、そうも言えないし、「いい生活でしょ、アナタもやってみたら」と言うと。
「いや〜、見ててうらやましい、と思うけど、私にゃ、とても出来そうもない」・・・。
こちらの言いたい事を理解する人でした。
・・で、「コーヒー飲む?」と、お茶の時間になりました。

12月から20年ぶりくらいに再開する、専業のための予行演習の3日間でした。
若い子が見つかるまで(いるかな〜)毎日養魚場にいます。
忙しい時は、お客さんでも使ってやろう。

明日は、最近、気の進まない横浜・・気晴らしに、関内のパタゴニアを覘いてこよう。



11月7日 (金)  立冬?

暖ったかな一日でした。
昨日の朝は6℃だったのに、今朝は12℃。
ノンビリ釣りするフライマンが、「寒いと思って・・」と、厚着してきた事を後悔していました。
天気予報と違い、夕方になっても暖かでした。
渇水気味の川には雨が欲しかったのですが、地面も濡れないような雨。
少々、雨が欲しいな〜。

この数年、紅葉は「いまいち」ですが、そこそこ色が付いています。

この間、我が家に来たネ〜チャン二人。
「今年の紅葉はどうですか・・」と、聞くので、「お前らと同じだ・・」と、言いました。
怪訝な顔する二人に「遠くから見たら二十代だけど、近くで見たら間違いない38歳だろ・・」と、言うと・「プン!」と言いながら納得しました。
この数年、綺麗な紅葉にはお会いしていません。

最近の時事問題
年収1千5百万以下の貧乏人に、お手当てが出るそうです。
年収1千5百万って、私には、宝くじに当たらなきゃ無理な収入です。
1千5百万貰ってる人が、3万円貰って喜ぶのかナ〜。
ワタイラ貧乏人は、3万円くれる前に、歳とっても安心して暮らせる保障の方がいい。
何んか、政権与党が税金使った選挙買収のようだ。

海をはさんだ米国では、新しい大統領が誕生する。
俺は「負けん!」といったマケインも善戦でしたね。
いずれにしても、あちらの選挙戦は「熱い!」。
振り返って、この国の選挙で投票するのに4時間待つほどの魅力があるだろうか・・。

勝ったオバマも、負けたマケインも、その国の未来に、「夢を語る」し、「理想を語る」。

もう一度、振り返って「この国は・・」政治家が誰かが作った原稿用紙を、下向いて読むだけ。
3万円くれるって・・夢も希望もない話を「胸張って」発表するところが情け無い・・と言うより恥ずかしい・・と、思わないのかナ。
何の苦労も知らない、二世三世の思いつきか・・。
しかし、それも「税金」。






11月6日 (木)  暖秋

女房のお供で、小田原へ行ってきました。
遅い昼飯は、漁港で刺身定食。
この間行った沼津の反省もあり、一番安い定食にしました。
腹八部で丁度の量でした。
午後2時と言うのに、どの店も一杯で時間待ち。
私は、お金払うのに「待つ」、と言うのは大嫌い。
・・で、いまもデイズニーランドは行った事がない。
清泉寮でソフトクリームを買うのに2時間も待ってる行列を見て、アホ〜と思いながらも感心した事がある。
で、小田原では、「待つ」時間と同じくらいグルグル回って、空いてる店に入りました。
まあ、味の方は格別「漁港で食べた・・」と言った感激はありません。
2流マグロを「売り」にしている三崎の方が美味かった。

私の朝は、デッカイやかんで、お湯を沸かす事から始まります。
沸いたお湯をポットに入れながら、コーヒーを入れます。
そして、コーヒーカップを持って背伸びして、「ア〜っっ」と言いながら外へ出て、川から登ってくる水を含んだ空気を胸一杯吸いながら、立ちションをします。
寝ぼけ眼で立ちションしていると、風もないのにケヤキの大木から、枯葉がまとまって川へ落ちていきます。
ところが、ジ〜っと見ると、落ちた葉っぱが川原で動いているのです。

今年初見の「アトリ」の大群でした。

川へ落ちた?アトリは、一斉に飛び立ち、また、ケヤキに移るという繰り返し。
見事なまでの団体行動です。
ようやく用事が済み、働いている女の子(住岡)を呼びに行きました。
初めて見た・・と言う住岡さんが「何羽くらい、いるんですかね・・」と、聞くので「1232羽」と、答えてあげました。
完全に疑いの目に(あたりまえ)、「だったら、聞くな」でした。
しかし、何でみんな同じ方向に飛ぶんでしょう。
こんなにたくさんいたら、一羽や二羽、逆方向に飛ぶのがいても良さそうなもんです。
いまの学校のように、個性が出すぎると叩かれるんでしょうか。

今朝の気温6℃、下界は14℃、お昼には19℃ありました。
丹沢は、やっぱり過ごしやすい「山」です。



11月3日 (月)  秋連休

寒くなりましたね。
ストーブが燃えていても不思議じゃなくなりました。
・・と、言っても、例年の寒さに比べたら一ケ月くらいは遅い気がします。
どこかで辻褄を合わせるのでしょうか。
歳とったから、あまり寒いのは嫌だナ。

今日は連休最後の日。
あまりにも暇なので、先週に続き、ヤマメとイワナの採卵をしました。
この間と同じように、卵を持たない♀、見てくれだけの♂は放流です。
夕方に、ヤマメのバッチサイズを放流しました。
連休前にも放流しているので、結構な数です。
明日から来る人は、ノンビリ遊んでください。
そうそう、採卵する時に手抜きのできないのは当たり前。
そこで、この欄に写真を載せたくても載せられない。
私が腰と手首が痛い時、横で写真を撮っていた人がいました。
高久〜〜写真くれ〜〜。

登山者も多い連休でしたね。
山の頂上はゴッタ煮状態と予想します。
山は好きだけど、そんな時には行きたくないな〜。
今月は「どっか行こう〜」と思っていましたが、どうやら他の仕事が多そうで、関内か本牧の飲み屋に行くようです。
でも、12月には、初雪を見に必ず山に行きます。
夏にコマクサを見に行ったネ〜ちゃんに「今度は雪を見に行こう・・」と誘ったら、「12月は一日も休みがない・・」と、アッサリ振られました。
花屋の一番忙しいのは12月だとか・・知らなかった。
昔のように一人でノンビリ歩こう・・。

最近の時事問題。
自衛隊のトップって、ああいう人とは知らなかった。
自衛隊なんだから、「アメリカにはめられた!濡れ衣だ!」なんて言う前に、ホワイトハウスに特攻でもすりゃあ良かったのにね・・飛行機に乗れるんだから」。
濡れ衣・・など言いながら、イラクだ、インド洋だと、アメちゃんの言う事はホイホイ聞いちゃうのが、よく解かんね〜な。
まあ、靖国神社へ行く政治家も、威勢のいい事言う割りにゃあ、アメリカの言うままの人、ってのと一緒か・・。
結局は、見かけの強そうな人間にくっつく腰巾着みたいなもんで、英霊も浮かばれない気がする。
オイラが英霊だったら「オメ〜ラに御参りして欲しくない」って言うだろうな。

昔〜し、学校の先生で関東軍の生き残り(申し訳ない言い方だが、本人がそう言ってた)がいた。
南方に回された時、敵の戦車に遭遇すると、自分の戦車(タンクと言ってた)を放っぽり出して、皆で逃げたと言ってた。
答えは簡単で、「日本の戦車は、敵の戦車の一発で木っ端微塵、逆にこっちの弾が当たっても、敵の戦車はビクともしない」そうだ。
そう言や〜、昔〜し、ソビエトの将軍が言ってたな〜。
「日本の兵隊は勇敢だが、上層部は無能だ・・」って。
自衛隊と名前は変わっても、上に立つ人間は、いまも昔も一緒か・・。

私は、殺すのも殺されるのも嫌だから、高校の時に出会った先生のように、逃げ出す方がいいな。








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