Diary 2012. 3
メニューに戻る
3月31日 (土)  春一番

すごい風と雨でした。
ただし、ほんの一瞬で、夕方には青空も見えました。
「いや〜、春一番だな〜」と言うと、「春一番はお彼岸前の気候のことだよ」と、娘に言われました。
とにかく、杉花粉が飛散前に「実」と一緒に落ちていました。

先週までは、「まだまだ・・」と思っていたミツマタが、ここへ来て、急に色づいてきました。
来週の中頃から再来週の頭くらいが見頃でしょうか。
「人よりチョットでも早く」と、気の早い人なら、明日でもいいでしょう。

テレビ・・久しぶりにオモシロイ番組がありましたね。
早見家の嫁・お葬式家・二番目の恋。
民放も結構おもしろいじゃん・・と(NHKがおもしろい訳じゃありません)、久しぶりに夜のテレビに楽しい時間がありました。
・・・が、終わっちゃいました。
ワタシら、年寄りには、こういう番組が楽しいです。
20年ほど前の一時期、若い子の間で、「フジTV見てサンスポ読んでいるとパ〜になる・・」と、言われてました。
汚名挽回で、また楽しいドラマをお願いします。

明日から4月、丹沢では正真正銘の春です。
以前、森の学校の春の教室で、山道を歩いている時、参加する子供に、「校長!、春は楽しいね」と言われました。
「そうだね、でも、ナンデ・・」と聞くと、「エッ!、だって楽しいじゃん」と・・。
ナンデと聞いた事に、歳とって、感性が鈍ってきた事を反省でした。

写真は、一昨日終わった森の学校で、子供たちの「春探し」のひとコマです。

20120331-1.jpg 20120331-2.jpg 20120331-3.jpg



3月23日 (金)  諸々情報

「道路情報」
ヤビツ峠付近で、26日27日の2日間、夜間(21:00:00〜6:00)通行止めになります。
先週、横浜の歯医者さん、「6:00に合わせて来たのに、1時間以上も待たされた・・」と、釣りする前から疲れていました。
4月の事ですが、3日4日5日と3日間、昼間の9:00〜15:00蓑毛〜菜の花台間が通行止めになります。
朝夕は通れますが、お間違いのないように。
何〜で昼間に通行止めか・・と、言うと。
だいぶ前の事ですが、深夜、スピード出しすぎのクルマがカ〜ブを曲がりきれず70mほど転落しました。
運転者は軽傷だったようですが、同乗者の女性が死亡、もう一人の女性も重体と聞いてます。
そのクルマの引き上げに伴う通行止めです。
亡くなった方も居るので、大きな声で批判するのは躊躇いますが、迷惑な話ですよね。
自分勝手な運転が無関係な人達に迷惑を掛けるのは、貰い事故だけではありません。
運転には充分注意しましょう。

今日は冷たい雨です。
山の上から降りてきた仕事の人が、「上は雪ですよ・・寒かった・・」と、言ってました。
札掛でも充分寒いです。
ただ、明日はいい天気になりそうです。
来週は、ズ〜っとお日様マークが並びました。
月曜日からは「森の学校」です。
子供たちから、たくさんの元気を貰いましょう。


3月20日 (火)  お彼岸

「今年のミツマタは、どうですか・・」と、問い合わせが来る季節になりました。
オイラは、丹沢に春をつげるミツマタの花も好きだけど、ミツマタを「紙」にして、印刷したものはもっと好きだ。
さて、いちいち返事をするのも面倒なので、それぞれが勝手に開花予想できるように、ヒントを差し上げます。
画像1)10年3月11日(左)
画像2)11年4月10日(中)
画像3)今年の今日 (右)
これで予想すれば、平年並みの開花かな?と、思います。
まあ、きれいに咲いたらご報告しますけど、万一忘れた時のために、勝手に予想してください。
今日は、イワナさんを、大きな池から小さな池に移し変えたり、池を洗ったり、ついでに、大雪で落ちた杉ッ葉を掃除したり(この量は半端じゃありません)で、疲れました。
明日は横浜なので、もう寝ます。
それから、ついでで申し訳ありませんが、川の水量はgoodです。水温もいいですね〜、泳ぎ出したばかりのヤマメちゃんが、エサをパクパク食べています。
もう一つついでに、今日の午後、新大日からタライゴヤ沢を降りてきた登山者がいました。
「歩きやすかった・・」そうです。
森の学校も、楽しい登山が出来るかな。

20120320-1.jpg 20120320-2.jpg 20120320-3.jpg



3月14日 (水)  春は名のみの・・

全〜部書いて、送信したところで、全〜部パ〜(消えてしまった)になり、ガッグシ。
・・で、もう、書く気力がなくなったので、道路情報のみ。
「夜間通行止」21時〜6時
秦野方面(15日ー22日)ただし、日曜祭日は休工。
宮ヶ瀬方面(11日ー25日)日曜祭日も通行不可。
遊びに来る人には支障のない時間帯ですが、生活するオイラ達は、万一にも救急車を呼ぶような病気になれません。
健康管理に気を付けましょう。

横浜の保育園の卒園登山。
みんなで釣った魚を焼いていたら、突然シカが出てきました。
みんな、キャ〜キャ〜ワ〜ワ〜。
この子達が安心して生きていける社会をつくってくださいね・・。
と言っても、アテにならないんだよね〜、日本の政治。
メルケルさんが日本の総理大臣だったらと、ドイツが羨ましい。
子供の将来に優先する経済成長なんて、ありませんよ。
国民の安全に優先する原発再稼動もありません。
しかし、再稼動が最終的に政治判断って、一番アテにならないトコなんだよね。
最終判断は、福島の原発被災者に判断してもらったらどうでしょう。
・・と、思いました。
写真は、子供たちとシカ。
我が家へ来る娘みたいな娘に、「風呂場へ置いときゃ、晩酌のつまみになる」と、キノコのホダ木をあげました。
10日後の一昨日、ダンナと風呂場へキノコ狩に行ったそうです。
我が家のキノコは、もちろん外。
雪や寒さの戻りで凍っちゃったのだろうか、オイラと一緒で、まったく成長なし。
うちも、家の中に入れてみよう。

20120314-1.jpg 20120314-2.jpg 20120314-3.jpg



3月5日 (月)  雪のち雨・・ごめんねヒメちゃん

見事なまでの三寒四温・・と、言いたいところだが、「温」と言うには冷た〜い雨。
ただし、雪解けは早まりました。
川の水も、一時ヤビツ峠方面が多少泥濁りになりましたが、けっこうな増水のわりにクリアーに近く、池に移したばかりのヤマメさんの稚魚でしたが、一安心でした。

私が寝てる布団の端っこで、夜遊びから戻ってきたニャン子が、しきりに前足で「何か」を転がしています。
我が家に来るフライマンが作ったカボチャ(昨年亡くなった愛犬)のお人形か・・と思い、触ってみると、ホニャ〜っとした感覚にすべすべの「毛」の触感。おまけに少々暖ったかい。
「ナンジャ!こりゃ!」と、起きてみれば、可愛いヒメネズミじゃないですか。
グ〜太やニャン子、おまえらより可愛い・・・(冗談だよ)。
まあ、ネコだから、ネズミを獲っても仕方がありません。
「お前らチャンとご飯あげてるでしょ。自分より小っちゃいものを苛めたらだめでしょ。」と、言い聞かせたのですが、解かったかな〜。
しかし、それにしても、こんな大雪の中で、ネズ公は何処に居たのでしょう。
それに、家の中でヌクヌクしている贅沢ネコが、すばしこい野生のネズミをよく捉まえたものです。
とは言っても、死んじゃったネズミは、やっぱり可哀相・・。
ウチのニャン子に噛まれた痕がないので、多分、掴まった時のショック死なんでしょうね。
寒いので、庭の雪の融けた場所に、土を少し深めに掘って埋めてあげました。
お雛さまからお花を少し頂いてお供えしました。
「謝れニャン子!」と言ったら、一目散に部屋の中に逃げて行きました。
まあ、しょうがないか、悪さした・・とは、思っていないんだからね。

20120305-1.jpg 20120305-2.jpg 20120305-3.jpg



3月3日 (土)  今日はお雛さま

1月の雪も多かったが、今度の雪もすごかった・・。
時間積雪量で言えば、新潟と張り合えるかも知れません。
ところで、3月3日ですが、お雛さまの話題は先月に書いたので、今日は、私の山生活の一旦をご紹介します。
ご存知のように、私はNGOを主宰していますが、その団体で、毎月、会報を出しています。
その1Pに私の原稿が出ますが、今日は、会報より早く、ココに書いちゃいます。
今回は、原稿と言うより、私のグダ話なので構わないでしょう。
では。

札掛通信 494号より特別掲載

特別に雪の多い冬ではありませんが、1月20日と2月29日の2回、40aを越える雪がド〜ンッと降ったので、雪が多いように感じる冬です。
ことに、2月末の雪は、時間降雪量としては、私の記憶の中でも記録的でした。
目がさめた頃は、「オッ、雪だ・・」程度の積雪が、朝食時には40cmを超えたのですから。
これではクルマも走れません。養魚場では先週泳ぎ出したばかりのヤマメの稚魚が、餌を待っています。遊びならスノ〜シュ〜も楽しいのですが、仕事なら、やはりクルマが便利です。普通なら、養魚場までの1`、歩いても10分くらいですが、雪の日は20分以上かかります。養魚場へ着くと、池の周囲や取水口までを歩きやすいように、まずは雪かき。
ヤマメやイワナの子供たちが、「餌〜、エサ〜、」と騒いでいますが、雪かきがひと段落すると、こちらはヘトヘト。
まあ、そんなこんなで、ただでさえ活動の鈍いオツムは仮死状態。今月の札掛通信は、「お休み」したかったのですが、「何でもいいから書いて・・」と言う編集長の命令で、「じゃあ〜と、水源税事業の事やら、鳥獣保護事業計画やら・・と、見直し事業についての考えを書き出しましたが、体力がヘロヘロになると、文章がまとまらない事を実感しました。
そこで、今月は、山の生活のひとコマを紹介します。
1月20日の雪は水分が多く、道脇のハンやフサザクラが道路をふさぎ、チョイとそこまで・・も、歩きになりました。
もちろん、下界の歯医者さんへは、土木事務所の除雪完了後になります。
樹齢、およそ200年(年輪を数えましたが、我が老眼は100年ほどでギブアップでした)のモミの大木が雪の重さに耐えかね道路をふさぎました。
我が家のチェ〜ンソ〜は刃渡り35cmですから、両側から切っても届きません。
電柱3本に渡って電線はズタズタ、ガードレールは飴のよう。しかし、クルマが走ってる時じゃなくて良かった。写真Aです。
そう言えば、昨年の台風の夜、大木が道路へ倒れた時も、若者2名のクルマが通った後、私のクルマの通る前、その時間差30分だった。
宝くじは当たってみたいけど、こればかりは外れて欲しい、一応「運」がいいのかな。
雪があがり、除雪の土建屋さん、倒木処理の林業屋さん、通電にあたった東電さん、すべてに感謝で、10日後、電気が点きました。
電気が点けばそれなりに忙しくなります。10日間、「ジッと耐えろ」「元気で待ってろ」。と言い含めていたイワナやヤマメの卵や稚魚の世話に始まり、冬は暇だから・・と、作りかけていた新築祝いを完成させました(写真B)。
クルマが通れるようになれば、キノコの原木の玉切りに、2年後のストーブの薪づくりも待っています(写真C)。 
だいぶ前になりますが、茅ヶ崎から来るお客さんが、「中村さん、ウチも薪ストーブなんです。薪ください。」と言うので、「いいよ、チェ〜ンソ〜も斧も貸してやる」と言うと、「エ〜っ、自分でやるの。割ったのくださいよ」と言います。「バ〜カ言ってんじゃね〜。努力の嫌いな奴は、ホームセンターで買え!日本経済に貢献しろ!」と怒鳴ってあげました。
それ以来、私の顔見ても、「薪くれ・・」と言わなくなりました。
最近も、ウチへ来ると、「道也さん、火、燃そう」と言う人がいます。昔は、「薪割りしない奴は、冬、外で寝ろ」と言ったものですが、最近は歳のせいで人間が丸くなったのか、ただの弱気か、よしよし・・と言ってストーブに火を入れます。
横浜や東京へも何度か出かけましたが、都会の空気は汚いので、いつものように、ヤビツ峠で胸いっぱい空気を吸って、帰って来るまで、極力息を止めています。
そんな事もあって、大雪と大雪の間の一ヶ月は、結構たいへんでした。
「健康維持や若さを保つには、身体を動かす事・・。」な〜んて言う人がいますが、ありゃあ動かした事がない人の戯言だろう。ウソだと思ったら、一度来るかい、薪割。

ところで、道路封鎖の倒木写真は以前ココに載せたので、今日は、雪にひっそりのフライフィッシングエリアの写真です。
もう、しばらくお客さんの顔を見ていません。
最近は釣り人も平均年齢があがってきて、根性がなくなりました。

とりあえず、道路はノーマルで走れます。
朝早く、登山したオジサン、早々とご帰還・・と思ったら、「無理・・無理・・。すぐそこで・・雪が多くって・・さ」だって。
遭難しないでよかったね。

20120303-1.jpg 20120303-2.jpg 20120303-3.jpg



2012/3
SuMoTuWeThFrSa
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

前月     翌月