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9月30日 (土) 日記のまとめ書き。
今日の丹沢。 溜めるのは身体に悪い・・で、久しぶりに政治愚痴。 長いよ・・飽きたら寝てください。
梅雨の季節から「猛暑」「酷暑」の連日。 我家は渓流魚を養増殖している。 自然渓流の中で、最も上流域に棲息する「イワナ」。 養殖はそれほど難しくはないが、十年一昔で徐々に水温が上昇。 この十年はそれが顕著なうえ、今年は更に別格の異常高温。 5月からの水温上昇と冬の雪不足による渇水が重なり、8月に入ると養魚地のイワナはアップアップ。 20年ほど前になるが同じように高温少雨の夏があった。 イワナやヤマメの稚魚が毎日のようにポロポロと死んでいくので、「では、いっそのこと」と排水口を全開し川に放流したことがある。 数日後に川を歩くと、アッチで十数尾コッチに十数尾と、元気に泳ぎ回っている。 魚も広い場所に出ると多少は元気になるようだ。 と言ったところで、少々大きめのイワナの放流。 釣った人はビックリするだろうな。
NHKの朝ドラで牧野富太郎をドラマ化し放映している。 植物に興味を持ち、自然環境に感心を持つ人が多くなることは歓迎する。 しかし、4月末頃から「ヤマトグサありますか」「ジョウロウはどこに咲いてますか」と尋ねる人が増えました。 それまで開花を楽しみにしていた道路沿いのギンランが盗掘されたのは同時期です。 もちろん「朝ドラ(だけ)の影響」とは言いませんが、丹沢は都会に近い故、中には「撮る」より「盗る」ことに興味を持つ人も多くいます。 番組制作者は「そこまで責任は持てね〜よ」と言うでしょうが、TVの影響は大きい。 せめて「やはり野に置け山野草!」くらいテロップで流して貰えたら・・と、朝ドラ終了を心待ちしています。
9月。 7月と同じく、血の繋がってない長女に手を引かれ、八ヶ岳への足慣らし。 2ヶ月ぶりの山歩き。 猛暑&酷暑でも季節は確実に秋の花。 こんなに暑いのに、サガミジョウロウ開花はほぼ平年並み。 蕾から咲いた瞬間、「やべ〜!まだこんなに暑いのか!」と思ったりして。
さて、久しぶりに政治愚痴。 自民党の良心と言われた宏池会も今は昔。 ヤクザな政権からまともな政権を期待したのだが、昔の自民党を懐かしみ、民主党の方がまともだったと思いめぐらす。 生きてるうちに日本の三流政治からの脱却と阪神優勝を夢見ていたが、絶対無理だろう・・と思っていた阪神優勝が実現した。 無理と思っても期待すると実現するが、期待してない政治だけはホントにダメと解った。 岸田も総理就任時に「安倍政治の検証」くらい宣言するかと思えば、聞く耳は都合の良い話だけの聞く耳だった。
安倍政治の最たるもの「偽造」「捏造」「改竄」「破棄」。 森友、加計、桜、etc、etc数え上げたら切りがない。 ところが文書開示が裁判で却下!。 公務員はウソを言っても誤魔化しても何をしても罪に問われない・・と裁判で認められた。 政治が三流になるのも無理はない。 政治と裁判がグルじゃ市民に勝ち目はない。 どこぞの独裁政権と五十歩百歩だ。 あの裁判官の名前を憶えておこう。 もしかしたら、何処かへ破格の待遇で天下りするかも知れない。
対馬の原発処理の文献調査を対馬市長が拒否した。 骨のある首長は地方に健在だった。 官房長官が「民意を聞きながら・・」とか言ってたが、安倍元総理と同じで、自分に都合の良い民意が出て来るまで待っているのだろう。 沖縄を見れば良く解る。 沖縄は民意の基本である選挙結果や住民投票は常に無視され、自分たちの支持する首長が誕生した時だけを「民意」と言う。 沖縄は独立した方がいいぞ。 独立して米軍基地を置けばいい。 日本からも米国からもお金を取れる。
この国は昭和20年8月の敗戦を機に、以来、その後に成立した憲法と国民によって国家間の物事を戦争で解決すると言う手段を放棄した。 日本国憲法の骨子だ。 様々な背景があるにせよ、戦争という思想と手段をもたない、世界に類を見ない国家を維持している。 その考えは今の日本の国としての柱になっている。 明治維新以降、10年か15年ごとに戦争をしてた日本は、国力も顧みずアメリカを相手に戦争を始めた。 その結果は、広島、長崎の原爆はもちろん、主だった都市はほとんどが焼き尽くされ、国土が焦土となった。 300万人を超える戦死者を挙げるまでもなく、完膚無きまでに叩き潰され、徹底的に負けて、初めて、それまで何のために戦争をしてきたのか、そこに至る経緯、歴史を改めて考えるようになったと思う。 戦争に負けて生まれた日本国憲法は、戦後78年、この国の最も大切な財産になった。 それを次の世代に引き継ぐ努力が私達にも政治家にも求められている。 少々ポンクラな政治家が居ても、この国の憲法に基づいた国家の在り方は与野党を超えた大半の政治家に共通する考えだったと思う。 ・・だった・・と言うのは、最近はチョッと怪しくなったからだ。 物事を深くどころか、浅くも考えない政治家が与野党問わず増えたからだ。 憲法の精神を引き継ぐ努力がなくなった時、100年前の自信過剰、自己過信に満ち溢れた国に逆戻りするように思う。
第一次世界大戦後にできたドイツの憲法は、日本国憲法のような内容だったと習った。 しかし、ドイツはヒトラーが登場して全権委任法を成立させ憲法を骨抜きにした。 そして戦争で失ったものを戦争で取り返す道を突き進んだ。 その結果は我が国同様に破滅した。 どんな立派な憲法があっても政治指導者次第でどうにでもなる。 それが国家権力というものだ。
だから、国民はおかしなことを言う政治家を選んではいけない。 かの安倍晋三も竹島や北方領土を戦争で取り戻す・・とは言わなかった。 ただし、安倍は時の政府がその気になれば戦争が出来る国を目指した。 しかし、自虐的とか戦後レジームからの脱却と言いながら、アメリカに奪われたものをアメリカから取り戻そうとは言わなかった。 どちらかと言えば日本の利益を奪ったアメリカに対し卑屈なまでに従属、自虐的だった。 この考えは安倍の周囲に居た政治家、今も居る言葉だけ威勢のいい政治家。 それを共有する評論家と称するコメンテータに共通している。 何かあってもアメリカがいる・・威勢のいい人たちに共通する考えだ。
ベトナム戦争終結時、飛行機やヘリコプターにしがみつき助けを求める南ベトナム人をアメリカ兵が蹴り落とし退避する映像が繰り返しニュースで流れた。 アメリカは、同じような状況になった時、日本を助けることはない。 と言うより、それ以前に日本を国家として認めてないし信用もしていないように思う。 細かな話だが、アメリカ本国では墜落や故障の危険から飛ぶことが出来ないオスプレイが日本の上空は我が物顔で飛んでいる。 沖縄でもアメリカ軍住宅の上空は飛行経路から外し日本人市街地を飛ぶ。 日本の政治家は知っていても知らん顔。 私のような一市民でさえ首を傾げたくなるようなアメリカ一辺倒の政治構造。 80年前、外交不在で痛い目に遭ってから気づいた日本だが、いまだ反省はない。 国家としての立ち位置を感じない、アメリカの属国意識が時代と共に益々強くなっている。
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9月8日 (金) 河川&道路情報
今日の台風は雨はほどほど。 川に濁りもありません。 ただし水量は多目です。
道路に砂利や土の流出はありません。 ただし、所々ですが路面に小枝や落ち葉が多いです。 自転車は特に気を付けてください。
では楽しい週末を。
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