自然観察&ハイキング

丹沢を歩く<西丹沢の滝と花>
2016.03.25

 登山口でヒナスミレのお出迎え。キブシの♂♀の解説、地質の解説から始まりました。
 

 

 沢沿いには、可愛いハナネコノメが咲いています。樹上の巣から落ちたのでしょうか、ムササビの赤ちゃんが死んでいました。
 

 沢の砂は石英閃緑岩で白く、水は綺麗なブルーに見えます。
 

 滝から流れ落ちる水が辺りを覆います。
 

お腹いっぱい自然を吸い込んで、今年も頑張るぞ〜!。
 

 参加者 10名 ガイド&講師:酒井明子 補助:中村道也


丹沢を歩く<大山南尾根 高取山から鶴巻温泉>
2016.02.27

 のんびりと春の雑木林を歩きました。ウグイスカグラが山道に暖かな色を添えます。
 

 国道を走るクルマの騒音が聞こえるところで、木の幹に熊の爪痕がありました。
 

 動物の糞も見つけました。・・いい大人が揃って糞解析?。
 

 生活の身近な森に、たくさんの動物の息吹。暖かな春の一日でした。
 

 

 参加者21名 ガイド&講師:柳川美保子 補助:中村道也


丹沢を歩く
2011.01.08

 お正月の5日〜6日、昨年と同じメンバーのジジババ6人で、札掛周遊に出かけました。

 (5日)表尾根から三ノ塔ーヨモギ尾根ーヨモギ平ー(踏跡なし)ー女郎沢出会ー札掛です。
 (6日)ー(踏跡なし)ーモミ自然林周遊

 まずは、お地蔵さまに今年の健康を祈願。
 このお地蔵さまは「いい顔」をしていましたが、10年ほど前に頭だけなくなってしまいました。
 世の中には罰当たりが居るものですね、多分いま頃、いい生活はしていないはず。
 

 表尾根はツルウメモドキが綺麗でした。
 

 二ノ塔では富士山がお出迎え、富士山は、やっぱり「見る山」ですね〜、  ガンガン山へ登っていた若い頃も、一度も登りたい・・と、思った事がありませんでした。
 綺麗なものは、少し距離をおいて・・が、いいようで。
 

 三ノ塔から見る、丹沢主脈の代表格「表尾根」、烏尾・行者・新大日・塔ヶ岳へと続きます。
 

 こちらは、龍ヶ馬場・丹沢山・三峰の稜線です。
 

 ついでに私の家は、右下の雲の陰、谷底にあります。
 今度は、あの手前の広葉樹の稜線を歩いてみようか・・。
 お天気は言う事のない快晴ですが、鶏がらのような身体には寒さがこたえます。
 昼食時、みんなは避難小屋に避難、私は意地張って、草原に寝転んで食べました。
 

 三ノ塔から見る富士山、まあ、二ノ塔から見る姿と変わりません。
 うちの娘、アイゼン履いて登山して、あの上からスキーで滑りました。
 小さい頃、スキーを教えた事はありますが、「・・挑戦しろ!」なんて言った事はありません。
 まだ、嫁入り前・・自重してね。
 

 ヨモギ尾根の分岐。お地蔵さまに安全祈願。お賽銭がいっぱい、ココにはさすがに馬鹿者はいないようです。
 

 急な降りは足元が滑ります。あの人が落ちてきたら私はどうなる・・と、先頭の私は絶えず後ろを振り返っていました。
 

 下から、私達より一回りくらい若者?が登ってきました。
 私達にカメラを向けているので、私もカメラを向けました。
 

 そろそろヨモギ平、雪もなくなり足が軽くなります。
 

 先頭を歩く私も、ひとまず安心。
 

 平の端っこ・・ココから道がなくなります。
 

 後は・・勘、私の歩いた記憶は40年以上前、あまり当てにはなりません。
 

 杉林の中に突然・・「道?」、うんにゃ違います。
 これは、その昔、諸戸林業が健全経営の頃、架線を通した場所、ココを降ったらとんでもない事になります。
 

 滑って転んで?辿りつき、振り返れば、歩いた山があんな遠くに。無事、初日を終了。
 

 ヨモギ平まで来ると体感気温は5〜6℃違うように感じます。
 

 みなさん、元気です。
 

 杉もヒノキも「人」が植えた山、人が植えた山なら迷う事はない。
 

 自然林の中も動物は歩いている、動物は歩きやすいところを選ぶ、獣道を辿れば、何処かへ着く。
 山に迷わない歩き方・・決してマネをしないように。
 

 自然の森には楽しいものがいっぱい。
 

 まるで支えられて生きているような・・、ウッ・・苦しい・・と、言ってるような・・。
 

 風のない陽だまりで、サルの腰掛に腰掛けようとしたら、オッ!マゴジャクシ・・、  昔〜し、誰かが「癌に効く・・」とか言ってたナ、ま、今日は写真だけ。
   

 昨年、一昨年と、決して健康と言えない私でしたが、  今回のトレッキングで、健康回復リハ−サル?それともリハビリ?になったかな。

 では、また次回の報告をお楽しみに。



丹沢を歩く
2010.11.02

この10年、丹沢は地域により山ヒルが増えていますが、紅葉シーズンから新緑までは安心して歩くことができます。好天の秋の一日、お客さま(・・のような)と一緒に軽い山歩きを楽しみました。

・長尾尾根の登山口から20分ほどは、モミの大木の中を歩きます。


・明治時代に植林された杉林に入ると、最初の休憩地、下ノ丸。


・下ノ丸から上ノ丸の中間点からは、丹沢の人気コース、表尾根の三ノ塔が良い眺めです。
 景色を眺めながら、ノンビリとテイータイムしましょう。

・上ノ丸の頭で、「こんなところに誰だろう?、栄光学園か?」「そうです」。
そうだろうな・・普通の登山者なら来ないところだ。
塔ヶ岳から鍋割を越えて行くそうです。


・私達は、上ノ丸から外れて、鳥居杉へ向かいます。色が染まり始めた木々の中を歩きます。


・道はしっかりしていますが、足元は切れ落ちています。注意して歩きましょう。


・足元が平坦になった頃、左手に丹沢山と三峰が見えてきます。以前は、どこからでも見えたのですが、最近は植林した杉が大きくなり、遠望に少々不満です。


・やっと着きました。とりあえずの目的地、「鳥居杉」です。大きなヤドリギの付いた大木が迎えてくれました。


・しばしの休憩、しばしの談笑。


・丹沢山と反対の右手には、ケヤキの枝越しに、大山と北尾根が見えます。


・ところどころに平坦な休憩場所があり、ススキが綺麗です。


・朝8時10分に出発し、普通なら、「さ〜、弁当でも食べるか」と言う、絶好なロケ〜ションと時間ですが、ガイドの私は弁当を持っていません。
もう一歩きして、宿舎に戻って昼にしよう・・なんて、勝手なガイドです。


・私は長靴、一緒の人達は登山靴(普通はそうだよな)、川を渡る場所を見つけます。


・モミの巨木林が続きます。


・このあたりも、足元に注意が続きます。昨年は、この近くで親子連れのクマに遭遇し、ラッキーと、喜んだ人達がいました。


我が家を、朝8時10分に出発し、13時15分に到着しました。
例年に比べると、少々遅い紅葉の季節が始まります。
私も久しぶりにノンビリと山歩きを楽しみました。
ちなみに、このコースは、その昔し、私のカ〜チャン(女房)が、一人をオンブし、一人の手を引き・・と、二人の子供を連れて歩いた、散歩コースです。
ただし、最近は、ほとんど歩く人がいないのか、少々道が荒れています。
足元に充分注意し、静かで楽しい山歩きを楽しみましょう。


2002/12/8
冬鳥の到来です、12月8日に初雪でした。
渡ってくる鳥は人間より正確に季節を教えてくれます。
プロミナを担いで歩いている人達がいますが、ちょっと上空を見てください、
11月にはホーム上空でクマタカのデイスプレイを何度か確認しました。


宿舎はモミの自然林の中にあり、鳥や獣を始めとして自然観察が楽しめます。
森に住むクマタカのペア
翼を広げると畳一畳ほどもの大きさになります。
日本では絶滅が心配される生き物です。

   森林の中の散策路(下)


ブナ林には動物の痕跡が見られます。
森の中の大きな樹洞、
「動物がすんでいるかな」

人間が二人くらいは入れそうです。

雨やどりも出来そうですね

 秋・ブナ林の道

動物の糞を見つけます。

糞の中には木の実の種が入っています。

何を食べているのかが解ります。

小さな沢に咲く
イワタバコ{左}
渓流を飛び水の中のヤマメ・イワナを長い嘴で捕らえます。
渓流の女王ヤマセミ{下}