森の学校では、随時、生徒の参加を待っています


森の学校関連の情報を掲載します。
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 子供達が、自然の中で生活し、学ぶことの大切さを考え、  1970年に「森の学校」を開設しました。

 丹沢は、東京や横浜から、わずか50`の場所ですが、シカやクマなど大型ほ乳類や、 ムササビ、ヤマネなどの小型ほ乳類が棲息し、渓流にはヤマセミ、モミ自然林では日本最大級 の大型猛禽類クマタカを見ます。
 様々な生物の存在から、「生命の繋がり」の大切さを知ることができます。

 森の学校では、野生生物の生態や役割を学ぶことで自然の仕組みを知ります。
 そして、動物や植物の生活史を通して、人間との関わりを知る事ができます。

 近年、丹沢は、都会の様々な影響を受け「ブナの立ち枯れ」などに見るように、 自然環境の荒廃が危惧されています。しかし、その中でも、900万人に近い県民の水を育み、 生物の生活を見る事ができます。

丹沢の自然を体感しよう
自然環境を学ぶこと、いちばん大切なことは、
自然に対する「やさしさ」です。

丹沢を知り尽くした先生方が、難しい知識も解かりやすく話します。


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2007年


〜森の学校〜 春の教室 参加者募集
定員となりましたので募集を締切りさせていただきます。
(受付2月18日午後6時より)
日時:3月31日〜4月2日
定員30名「対象年齢:小学4年生〜中学1年生」
継続参加者は今回まで対象年齢外(夏の教室からは要項通り)
参加費20,000円(2泊6食:貸切バス:保険料などを含みます)
諸物価・諸経費高騰に伴い、参加費が少々高くなりました。
ご了解ください(姉妹&兄弟割引制度あり)
宿泊先国民宿舎丹沢ホーム(0463-75-3272)
服装山を歩く服装と靴
持ち物1日のお弁当、飲み物、雨具、軍手、筆記用具、着替え、洗面用具
その他、必要と思うもの
1日:三ノ塔登山。その昔、横須賀の栄光学園(現:鎌倉)山岳部が開拓したヨモギ尾根を歩きます。
バリエーションルートですが森の学校ではお馴染みのコースです。
2日:渓流でサンショウウオの学習をします。神奈川県ではサンショウウオを渓流の指標動物にしています。それは何故かな(講師:石原龍雄)
3日:毛鉤でイワナ釣に挑戦。サンショウウオ同様に、渓流魚の存在は森の豊かさにつながります。魚のお腹から森の豊かさが解ります(講師:吉田孝)

この数年、受付開始と同時に定員となる申込者数です。
そこで、初めての子が一人でも多く参加できるよう、夏の教室から参加資格学年の上限を中学2年までとし、学齢前の子は、姉兄が参加者の場合を除き、保護者同伴でも参加はご遠慮いただきます。
(森の学校要項改訂「2000年」の募集要項に戻します)
なお、継続参加者で中学2年を超える参加希望が多い場合、夏の教室以降、さて、どうするか・・と、現在、思案中です。

PDF ダウンロード(434kb)





森の学校・2024年 冬の教室 活動報告

今回の冬の教室では、個別学習の前に、(通称)一ノ沢モミ林に行きました。
これまでも、森の学校以外に、丹沢フォーラムや丹沢を歩くなどの行事も開催しています。
杉や桧の人工林の中にポッカリ位置する小さな自然の森。
一ノ沢モミ林は、天然記念物に指定され、学術考証林と位置づけられています。
このモミ林は過去に「森」消滅危機の時代がありました。
それは、丹沢の森と80年前の戦争が深くつながっているからです(協会発刊61年記念誌に詳しく掲載)。

その経緯を子供達に掻い摘み説明し、一ノ沢モミ林は一見「ただのモミ林」ですが、子供たちには「ただのモミ林」だけじゃないことを理解してもらい、森の大切さを学習して貰おうと考えました。
生物多様性の重要性が問われる今、様々な生き物との繋がりを考えた時、低い標高に位置する自然林の重要性はもっと評価されるべき森と考えます。

正式名称は「一ノ沢学術考証林」と呼ばれ、昭和48年、神奈川県の天然記念物に指定されました。
周囲の人工林に比較できない小さな面積のモミ林ですが、そこが何故天然記念物に指定され、何故、学術考証林に位置付けられたのか。
子供たちには、記憶の片隅に置いて欲しいのです。

そして、本来なら、「指定して守る」だけでなく、その森を守るためには周辺の森林を生物多様性が高まる森に改善していく必要も考えて欲しいのです。
今回は、そのモミ林から冬の教室が始まりました。

・森の中で樹種や落ち葉の役割を知る。
・「木」や「落ち葉」や「実」と動物との関わり。その、落ち葉で染める「草木染」。
・命の連鎖と言う難しいテーマを、様々な森の生き物を通して、子供たちの引出しに知らずしまいこまれる。
 一年の締めくくりに相応しい冬の教室でした。
 一日の中で自由時間は入浴時間を入れて2時間弱。
 募集開始数分で定員をオーバーする「森の学校」ですが、人気があり過ぎて困っています。
 それは新しい子がなかなか入り難いからです。とは言え特別扱いは出来ません。
 当初に戻り、参加資格は小学4年から中学1年までと変わりありませんが、この数年、認めていた
 学齢前の保護者同伴参加を取りやめようと思います。
 また、継続参加も中学2年までとします。
  ・・が、さて、せっかく興味を持ち始めた中学3年以上をどうするか・・

 春の教室募集を前に、ちょっと頭を抱えています。
  

 1)森の中は勉強と遊びの教材がいっぱい。
  

 2)丹沢は周りすべてが教材で学校。
  

 3)座学は命のつながり。森の生き物、それぞれの役割。
  

 4)朝の散歩は渓流沿い。心も身体もシャキッ!となったかな。
  

 5)草木染・・今年は綺麗に染まったね。
  

 6)テストがある・・って、本当だったんだ。60点以下は次から参加出来ないらしい。
  

 お休み前の自由時間。体力の余ってるアカリが腕立て伏せ。
  

 僕たちは骨格標本づくり。
  

 私たちは音楽でリラックス。
  





森の学校「冬の教室」
定員となりましたので募集を締切りさせていただきます。

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「森の学校」は、随時参加者を募集しています。
参加資格は小学4年生〜中学1年生です。
(卒業生は年齢資格に限りません)
学齢前でも保護者がついていれば参加できます。

・問い合わせ・申し込み
 丹沢自然保護協会・丹沢ホーム(中村)まで。


過去の森の学校の様子
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