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2011 夏の教室 活動報告
1日目 これから4日間、渓流と周辺の森「渓畔林」を学習します。 まず、橋の上から、渓流を包むような樹木「これが渓畔林だよ・・」。 二つのチ〜ムに分かれて出発。 水の中や石の上に、生き物の痕跡を探します。 渓流には、右や左から小さな沢が合流します。 イワタバコの紫の花がきれいです。 男の子二人・・ウ〜ッ!気持ちいい! 遊んだあとは、もちろん勉強。 渓流の水が冷たい理由が解かった!・・かな。
あまりの猛暑で、登山を中止。昨日の続きで、さらに上流を歩く事にしました。 出発前に、学習内容や注意点を話します。 7月20日の大雨で流出した流木がたくさんあります。 女の子二人、「何か見つけた?」・・かわいい沢蟹がいました。 元彌や、「もう裸か!」「だって、どうせ濡れちゃうなら、最初から裸がいい」 スタッフ見習いの高校生(森の学校現役OB)、ツルに捕まりタ〜ザンごっこをしています。 渓流の近くまで植えた杉林では、土が大きく抉られ、崩れていました。 それに比べ、広葉樹は根で石を抱え込み、強い流れにも耐えています。 大きな子は、小さな子の面倒を見ます。 危ない場所では手を貸します。 渓流の上に這う太いツルは自然の揺り椅子。 楽しそうだね。 僕は一番の収穫。「シカの骨と角を拾いました」 今日の目的地は、もうすぐです。 渓畔林の名前の通り、沢は木々に覆われ鬱蒼としてきます。 こんなトコにクワガタがいた!、かわいそうだから放してやれよ・・。 クワガタは、葉っぱの裏に無事帰る事ができました。 最後の学習場所、スリットダムです。 太い流木や大石が重なり、でも、水は上下で同じ高さを流れています。 スリットダムの効果が解かりましたか? 帰りは駆け足。 美味しいスイカが待っていました。
ギョエ〜ッ!、こんなに葉っぱの名前覚えるの?。 そうだよ、これは、ほんの一部だよ。 ヒエ〜!。 2メートル四方の中に、どれだけの植物があるかな?、少ないから簡単じゃん。 では、次に移動しましょう。エ〜ッ!、葉っぱばっかじゃん。 そうだよ、植物は一年でこんなに回復するんだよ。 これ、調べるの?、そうだよ。 三日目の最後は、優香の紙芝居と、暗闇教室でした。 暗闇教室は真っ暗なので、写真はありません。
学習のため採取した葉っぱを使って、Tシャツに葉拓。 みんな一所懸命です。 まず、女の子。僕達のも見て。僕たちも・・と、学生やお父さん。 ま、そこそこ「センスあり」の作品でした。 自由時間は一番楽しい時間です。 校長のおじさん、水が冷たい!。 バッカだな〜、水が冷たいのは当たり前だろ、水が温かだったら、それはお湯って言うんだ。 校長、もう少し説明の仕方が・・。ない。 おむすびは私達(女の子)が握りました。 だから、大きさも形もバ〜ラバラ、でも美味しかった。 お魚は僕達(男の子)がさばいて焼きました。 当然、美味しかった。 みんなで遊びまわった後は、恒例のテスト。 今回は葉っぱを見て樹木の名前を当てるテストもありました。 これは結構楽しいテストだったね。 感想文に、「4日間の森の学校で、一番つまんなかった学習は、植生調査」と書いた子がいました。 でも、その後に「つまんないけど、大切な事だからやる」と書いてました。 ナイトツアーでは、仔シカなど4頭の野生シカも見ました。 どんな事でも、みんなが力を合わせて、丹沢の自然を守っていきましょう。 |
2011年 森の学校・夏の教室
今年のテ〜マ 「私たちの丹沢」―森林の役割 8月14日〜17日
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2011年 森の学校・夏の教室
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