夏の教室、初日の一歩。
林道脇でヤマヒルを見つけました。
へ〜、これがヒルか。いや〜、気持ち悪い。尺取虫と一緒じゃん。
感想は様々です。
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最初の野外学習は「水と生きもの」。
先生や先輩スタッフのアドバイスを受け、まずは、水の中の昆虫を探します。
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流れが速い場所、遅い場所・・など、昆虫を採取した場所ごとに分類します。
イワナを捕まえた子もいました。
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石原先生の話を、みんな真剣に聞いています。
いつもオチャラケのはるきもひよりも、最年少のあいこも、こんな真面目な顔、見たことありません。
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宿舎に戻って、忘れないうちに復習です。
初めて参加の子が、「ふ〜、こんなに勉強するとは思わなかった。・・でも、楽しい・・。」
石原先生に頂いた葉っぱの標本を見ながら、広葉樹の葉は、昆虫の餌であり、棲家である事も知りました。
昆虫がたくさん棲む沢は、周りの森が元気という事も知りました。
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夕食のあとはそれぞれに楽しみます。
ひよりはピアノを弾いています。あいこは食堂のコンクリートの柱を何回も登っていました。
校長から見せてもらった野生しかの頭骨を、順番に頭に載せてはしゃいでいました。
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起床は毎朝6時です。眠気を覚ます、朝の散歩に体操。
吊り橋で、「朝の風が気持ちいい・・」
散歩の途中で、道路に足より太い木の枝が落ちていました。
高校生や大学生のお兄さんお姉さんが片づけます。
もちろん、小学生も手伝いました。
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今日は越地先生から、土と水を勉強します。
まずは、ヤマヒルの巣窟へ、元気いっぱいに、「いってきま〜す」
集めた落ち葉を持ち帰り、中にいる生きものを探します。
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夏休みの課題・・と、すべてノートの書き込むさやとのの。
先生に、たくさん質問をしていました。
都会で採取した水と、丹沢の水を比較します。
都会の水はPH4,7丹沢の水はPH7,9。
PHから、土と森の大切さを知りました。
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先生の話に向ける眼差し。
森の学校の子供たちは、丹沢で、確実に何かを感じていると思いました。
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楽しいお昼ご飯。
午後は植物の勉強。大きな子は植生調査です。
たくさん食べて、午後の学習に備えよう。
おかわり山盛り・・と、みゆとあいこ。
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サルナシはキーウイのお母さんって、知らなかった・・?。
はるきは上唇と鼻の間に葉を挟んで、「この葉っぱ、いい匂いがする・・」と、挟んだまま歩いていました。
採取したコボタンヅルを髪に挟んでピースサインのりのん。
男の子と女の子は、やっぱり違います。
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勉強の仕上げの一つ。植物の名前を覚えます。当てます。
正解の目安は、小学低学年は3種、それ以上は5種です。
当たらないと次に進めません。
なかなか正解しないで泣く子もいました。
3回目に正解したら、また泣いていました。
長澤先生はやさしいけど厳しいです。
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今日のお昼ご飯は、女の子たちが握るおむすび。
もちろん、3年生のあいこも握りました。
ののは指に付いたお米粒を食べています。
あの指でまた握るのかな?。
みゆはボールに残ったお米粒を一粒残さず食べています。
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食べて食べて
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みんなで食べると「美味しい!」。
「もっと食べたい・・」と、げんき。
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さ〜!、夏の教室の総仕上げは、葉っぱずかんの作成だ。
葉っぱ図鑑は2年に一度です。みんなで力を合わせて、綺麗な図鑑を作ろう!。
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え〜・・!、葉っぱずかんで終しまいじゃないの・・?と、初めて参加の子供たち。
そうです。森の学校は、最後にテストがあります。
60点以上とらないと、次から来られないってっさ。
だいじょうぶ、全員が合格でした。
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夜、食堂に飛び込んできたミヤマクワガタの♂をゲット。
昼間、食堂の天井を飛んでいたオニヤンマをゲット。
ご飯のあと、お友達の髪を結っています。
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山の中で生活する森の学校も終わりました。
いろんな勉強をしましたが、楽しいのはやっぱり水遊び。
魚を捕まえたり、岩の上から飛び込んだり。
木に結んだロープに掴まり、水の上をブランコしたり。
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楽しい教室が終わりました。
丹沢の水が綺麗なのは森のおかげ、その森を守っていくのは、君たちみんなの力です。
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