森の学校では、随時、生徒の参加を待っています


森の学校関連の情報を掲載します。
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 子供達が、自然の中で生活し、学ぶことの大切さを考え、  1970年に「森の学校」を開設しました。

 丹沢は、東京や横浜から、わずか50`の場所ですが、シカやクマなど大型ほ乳類や、 ムササビ、ヤマネなどの小型ほ乳類が棲息し、渓流にはヤマセミ、モミ自然林では日本最大級 の大型猛禽類クマタカを見ます。
 様々な生物の存在から、「生命の繋がり」の大切さを知ることができます。

 森の学校では、野生生物の生態や役割を学ぶことで自然の仕組みを知ります。
 そして、動物や植物の生活史を通して、人間との関わりを知る事ができます。

 近年、丹沢は、都会の様々な影響を受け「ブナの立ち枯れ」などに見るように、 自然環境の荒廃が危惧されています。しかし、その中でも、900万人に近い県民の水を育み、 生物の生活を見る事ができます。

丹沢の自然を体感しよう
自然環境を学ぶこと、いちばん大切なことは、
自然に対する「やさしさ」です。

丹沢を知り尽くした先生方が、難しい知識も解かりやすく話します。



森の学校・2024年 夏の教室 活動報告

  森の学校「夏の教室」無事終了。
  台風の影響予想で2泊を1泊にしたのに・・1泊以上に、疲れた〜〜の二日間でした。
  自由時間が短縮され、子供達は少々不満だったと思いますが、でも、3日間の予定全てを2日で終えました。
  詳細を知りたければ「丹沢自然保護協会・会報」9月号をお読みください。子供達の生き生きとした感想を見ることが出来ます。
  さて、いつもながら思い付きの学習内容。
  でも渓畔林や自然にやさしい石積み堰堤。
  中でも葉っぱの分解行程を見る・・などは、大人にも大好評。
  これからも「思い付き」を大切に、教室を開催していきます。
  取りあえず冬の教室、思い付きは直前でないと思いつきません。
  乞うご期待。


 1.一日目は水生昆虫と森との関わり。
  お馴染みの石原先生。なんでも聞いてね。
  

 2.捕り方を教えてもらったら、実践!。いた?いたよ・・ほら。
  

 3.スタッフの説明に「初めて聞いた」。
  

 4.教室でまとめ。セイヤ!寝るのは早いぞ。
  

 5.二日目の朝は渓畔林学習から。たった4、5本のフサザクラの木が大雨で流れた石や流木を押さえます。
  渓畔林は自然のダムや堤防の役割をします。
  

 6.こちらは100年前の関東大地震後に造られた石積み堰堤。
  今の堰堤と違い、生き物や環境にやさしい土木事業です。   詳しい事を知りたければ「森の学校」へどうぞ。

  

 7.思い付きで始めた水の中の葉っぱの分解行程。
  以前から水生昆虫の石原先生に、水の中の虫は水の中の
  葉っぱを餌にし、お家の素材にもする・・と聞いていました。
  いつかやりたい・・と思っていた学習内容です。
  

 8.これこれ、そんなに手を入れたら、自然分解する前にグチャグチャになっちゃうよ。
  

 9.渓畔林学習が終わり、教室で食物連鎖の勉強。
  食物連鎖って、頂点の動物に関心を持つけど、もしかしたら微生物
  や昆虫が一番たいせつかも・・永田先生・・冬の教室もお願いします。
  

 10.先生の話のあとは、各グループごとに発表。みんな、話をよく聞いてます。
  

 11.さて、待ちに待った昼食カレーおかわりは長蛇の列。
  3倍目は2杯目に譲れ!後ろに下がれ!と校長。
  

 12.最後の授業は「世界に一つ」の私のTシャツづくり。みんなセンスいいです。
  

 13.オッ!本番の前にイメージ作戦・・いいものが出来そうだ。
  

 14.やった〜!、校長にプレゼント?。ん〜〜ん、自分で着るの。
  

 15.自然の勉強も楽しいけど、やっぱり一番はコレだな。沢歩き。
  

 16.こちらは小一年のお守り役スタッフ。
  

 17.コレコレ、夏の教室はコレがなきゃ。
  

 18.番外編。みんなが驚いていた葉っぱの分解行程。
  沢に沈めて、水量が少なくなれば深い場所へ移動。
  

 19.雨で水量が増えれば、岸の高いところに持ち上げます。
  誰か手伝ってくれないかな〜。で、夏の教室、無事、終了。
  





森の学校「夏の教室」
定員となりましたので募集を締切りさせていただきます。

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「森の学校」は、随時参加者を募集しています。
参加資格は小学4年生〜中学1年生です。
(卒業生は年齢資格に限りません)
学齢前でも保護者がついていれば参加できます。

・問い合わせ・申し込み
 丹沢自然保護協会・丹沢ホーム(中村)まで。