丹沢自然保護協会 イベント情報

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丹沢自然保護協会のイベント情報を掲載します。
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2014年度「丹沢フォーラム」開催のご案内






2014 丹沢フォーラム報告・三ノ塔植栽地

来月24日に実施する植樹活動は、1999年に「生命を育む森づくり、コリドーを丹沢から」をテーマに30回を数える活動になりました。
 
今回の丹沢フォーラムは、会員対象とし、これまでの植栽地の生育状況を確認しながら、活動の継続を含め、今後の方向を考えました。
 
以下は、当日の写真報告です。
開催にあたり、理事長から、活動を始めるに至った目的や経緯などの説明がありました。
 
現地では、理事の長澤から、森林再生の課程、成果などの話しがありました。
植生保護柵内の植栽地は樹種により、背丈の倍ほどに成長していますが、その周辺は15年前の裸地状態そのままです。種子が自然播種されても発芽に厳しい環境は、今後の課題でもあります。
でも、森が再生する姿を見て、「人」の力の大きさ強さを感じます。

継続は「力」も、改めて感じました。





植生保護柵外では、ツリーシェルターを使用して植栽しました。


雪や風で倒れたシェルターをなおし、植栽木が枯れたシェルターは回収しました。


最後の植栽地で、通り過ぎる登山者が、「何をしているのか・・」とのぞき込む人も居ます。


回収したシェルターや杭、押さえの鉄筋は登山口まで降ろします。
参加者は高校生から70代まで、・・となれば、回収物を背負い降ろすのは若者でしょう。


背負子は2台しかありません。大学一年生、出番があって良かったな。
みんなで押さえつけるように背負子に括り付けました。
「丹沢自然保護協会って、徒弟制度・・?」と言う声が聞こえてきそうですが、オマエ達の存在が、丹沢の明るい未来だ。


大きな荷物を担いだ若者を見送った後、こちらも丹沢を背負って立つ3世代。
マメ桜と美?の競いあい。