2013/04/20 パークレンジャーより自然公園情報 (速報:通行止め情報解除)
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こんにちは、かながわパークレンジャーです。
登山道の通行止め解除のお知らせです。
●関東ふれあいの道(大山下社から見晴台)通行止め解除
関東ふれあいの道の大山阿夫利神社下社から見晴台の区間において、
土砂崩れが発生し、通行止めとしておりましたが復旧工事が完了しました
ので通行止めを解除しました。
皆様ご協力ありがとうございました。
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2013/02/09 パークレンジャーより自然公園情報(表丹沢:札掛〜長尾尾根〜新大日)
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こんにちは、かながわパークレンジャーです。
表丹沢の自然公園情報です。
日付:平成25年2月7日(木曜日)
コース:<表丹沢>蓑毛〜三ノ塔〜塔ノ岳〜大倉
天気:曇りのち晴れ
気温:午後2時30分、塔ノ岳にてマイナス2℃。
<登山道注意点>
・柏木林道(蓑毛〜ヤビツ峠)で、登山道に架かる倒木が何箇所かありました。
注意をすれば潜ったりして通行出来ます。(写真1)

・行者ヶ岳付近には鎖場が数箇所あります。すべりやすいので慎重に降りましょう。
また降雪量が多いと鎖が埋まってしまう時があります。そんな時は無理をせず、引き
返す勇気も必要です。(写真2)

<自然情報>
・ヤビツ峠が近づいてくると(標高690m付近)徐々に登山道を雪が覆うようになりま
した。ヤビツ峠で積雪は5cm。(写真3)二ノ塔では10cmでした。(写真4)

・三ノ塔では強風に飛ばされたのか、積雪は2から3cm。吹き溜まりで、20cmでした。(写真5)

・隣の大倉尾根では標高1,300mくらい(花立付近)まで雪が付いていませんでした。
たまにこのような大きな差が出ることがあるようです。(写真6)

・三ノ塔を出発する頃に天候が回復しだし、これから歩く表尾根と塔ノ岳が見えました。(写真7、8)

・烏尾山を過ぎると、つぼみのなったアセビが何本かありました。雪の中でも春への
準備が進んでいるようです。(写真9)

・塔ノ岳では積雪15cm。うっすらと富士山も見えました。(写真10)

・下山は大倉尾根を利用しました。金冷しの先までは、踏み固められた雪道が続きますが、
すべりやすい箇所がいくつもありました。花立付近から徐々に地表が出てきます。
・花立山荘下の階段あたりから登山道上の雪はほとんどありませんでした。(写真11)

<見どころなど>
・塔ノ岳山頂付近で霧氷を見ることが出来ました。午前中では三ノ塔でも見ることが
出来ました。(写真12,13)

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2013/01/25 丹沢山札掛・国民宿舎丹沢ホームより積雪情報
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丹沢は14日の雪が根雪になり、各登山道は概ね30p〜80pの積雪になっています。
この季節に登山する方は、充分注意して入山してください。
丹沢は冬季でも、一部の沢登り以外、アイゼンやピッケルを必要としません。
しかし、それ以外の冬山装備は必要です。
山小屋や警察関係者に迷惑を掛けないよう、くれぐれも安全登山をお願い致します。
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2013/01/13 パークレンジャーより自然公園情報(表丹沢:札掛〜長尾尾根〜新大日)
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こんにちは、かながわパークレンジャーです。
丹沢の自然公園情報です。
日付:2013年1月10日(木曜日)
場所:<表丹沢>札掛〜長尾尾根〜新大日
天気:曇り時々晴れ
気温:午後1時、新大日(標高1340メートル)にてマイナス3.5℃

<登山道注意点>
・山では標高が100メートル上がるごとに、気温は0.6度ずつ下がると
いわれています。標高1,000メートルの山では平地よりマイナス6度
の気温差があることになります。風が吹けばさらに体感温度は低く
なります。この時季は防寒対策をしっかりして山に入ってください。
・上ノ丸までは桟道が数箇所あります。また、登山道幅が狭くなって
いる箇所もありますので注意してください。(写真1)

<自然情報>
・登山口からすぐに立派なモミの大木や常緑広葉樹の森になります。
さらに行くと手入れのされた人工林、またさらに進むとブナ帯となり、
標高による植生の変化が楽しめます。(写真2、3、4)


樹木には動物の爪あとやキツツキのつくった穴なども見かけました。
・新大日山頂付近では霧氷を見ることができました。白い花が咲いた
ようにとてもきれいでした。寒い時季の山からのごほうびです。
(写真5、6)

<見どころなど>
・札掛から表尾根の新大日に続く道で「長尾尾根」と呼ばれています。
どっしりとした山容で、静かな森の山歩きを堪能できます。
・尾根からは大山や丹沢山・丹沢三峰などの眺望が楽しめます。
<その他>
・約4年前、神奈川県自然公園指導員により上ノ丸上部に約20メートル
に渡り登山道が1メートルほど掘れていた箇所の補修を行いました。
登山道を付け替え、掘れている箇所を落ちている枝などで塞ぐなどの
作業をしました。
今回通った時は、掘れていた場所は土砂も堆積し土壌も回復してきまし
た。
前回補修の際に取り付けた登山者を新登山道に誘導するための注意
看板は必要なくなりましたので取り外しました。私たちには嬉しい瞬間です。
(写真7、8、9)


丹沢の自然再生にはこうしたボランティアさんたちの地道な活動の協力
があります。
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