丹沢札掛気まぐれ日記

Diary 2010. 3

3月26日 (金) 春は名のみ・・２

今日の午前中は「雪」。
昨日は「氷」だった・・、しかし、やはり春。
道路の積雪や凍結はなく、クルマはノーマルで充分可能、風景だけが「白」です。
とはいえ、寒い風景。
春と思って芽吹いたのに、ある朝気が付いたら氷の中、ヤシャブシもビックリしたろうな。
しかし、よく、生きてるもんだと、自然の植物には脱帽だね。
オレなら、凍えてる。
ヤシャブシもダンコウバイも氷の中でした。
ただし、午後からは気温があがりました。
やっぱり春。

3月24日 (水) 春は名のみの・・

風雨の横浜から帰ってくると、ヤビツ峠はミゾレ。
峠を越えると、クルマのライトの光に木々の枝がキラキラ・・雨氷？。
日中と違い、チョッピリ幻想的な風景に、横浜の疲れが何処かへ飛んでいきました。

連休中の驚き一つ。
中国の陰謀のような黄砂には驚きませんが、山が薄青く霞んでいます。
その上、焚き火のような匂いもします。
おまけに、草の燃えカスのような、白や黒の糸のような灰が飛んできます。
「この風の強い日に、何処かで山火事か！」と、ドキリとしましたが、秦野方面や宮ヶ瀬方面から入って来る生コンの運ちゃんも、「山が臭せ～な・・でも、何処も燃えてね～しな、なんだろ」と、不思議がっていました。
煙が、山全体を覆っているので、BBQや焚き火の「火」とは思えませんが、取り合えず、山火事でないと思い、一安心しました。
お昼頃になると、山の色は元通りになりました。
何気なく、お昼のニュースを見ていたら、富士山で野焼き・・３人死亡・・を伝えていました。
丹沢を覆っていた煙は、どうやら、富士山の想定外の野焼きが原因だったと推測できました。
しかし、予想以上に広がった野焼きと言え、丹沢を覆ってしまうのですから、富士山が噴火したら、丹沢は灰に埋もれてしまうでしょうね。
自然の力には叶いません。

もう一つ。
鎌倉の銀杏が倒れた・・と、騒いでいました。
テレビに出る人が、みんな、「かわいそう・・」などと話していましたが、「木」だって寿命があります。
１万年も生きていたら、ただの化石になっちゃいますね。
人間なら１００歳で、極楽往生、天寿をまっとう・・ですよね。
倒れた銀杏は、「かわいそう・・」じゃなくて、「長い間ご苦労様・・」って、話だと思います。

考えてみれば、鎌倉に幕府を開いて、僅か三代目の将軍、実朝主従に気づかれないように待ち伏せ出来るくらいの大木だったのが、私には不思議に思うのです。
倒れた銀杏の、いまの太さなら納得できるのですが、あの銀杏も何代目かじゃないのかな・・。
開幕当時に植えたものなら、待ち伏せした頃は、せいぜい直径２０～３０ｃｍくらいじゃないのか。
ま、それじゃ～、物語として、おもしろくないか・・。

ついでに、もう一つ。
養殖トキが、野生のテンに食べられた話。
単純に考えて、養殖ものより、野生の方が強かった・・って、当たり前の話。
過保護はよくない。
一昔前、丹沢の麓では養鶏が盛んだった。
業者は、キツネやテンやイタチと追いかけっこと聞いていた。
オイラに言わせりゃ、鳥を飼ってりゃ、それを狙う動物がいるのは当たり前の話。
苦労知らずの役人は、何も考えていなかったんだろうね。

もう一つ・・にも値しない話。
民主党・・党を解散しちゃったら・・って、代わりも居ないか・・。
マニフェスト・・「どうせ半分も出来ないだろう、４年間我慢強く見ているか・・」と、やさしく見守るつもりでいたけど、どうにもな～。
自民党は絶好のチャンスなのに、後だしジャンケンの調子者が騒いでいるし、みんなの党も似たり寄ったり。
前にも書いたように、いっその事、総理大臣は「公募制」にしたらどうだ。
この十数年の日本の政治を見れば、「この程度なら、俺にも出来る！」って、思う人間は幾らでも居るだろう。

春が遅いのは、季節だけじゃなさそうだ。

3月17日 (水) 春近し

今月末に「森の学校・春の教室」を開催します。
明日は、可愛い講師の方々と下見ですが、今回の教室のコースであるヨモギ尾根を、講師全員が、「歩いた事がない・・」と言います。
登山者で、このコースを歩いた事のある人は、「エ～ッ」と、思うでしょうが、ヨモギ尾根と言っても、教室で歩く道は、最近の登山者が歩くコースと違い、昔からの道。
最近の地図で見る事は出来ませんが、明治時代に、帝国陸軍測量部が書いた地図には載っています。
それに、昭和６０年頃までは、私も歩いていました。
昔し・・と、言っても、２０年くらい前まで、丹沢を歩いていた学生なら、「あ～、あの道か・・」と、解かるはずです。
とは言っても、その頃の学生と違い、まして、可愛い講師なら、「道くらい自分で見つけて降りて来い！」とも言えません。

現在、森の学校を産休している「優香」がいますが、この娘は、顔に似合わず野生児的娘で、今回の、道なき道も安心して任せられるのですが、産休では仕方ありません。
とりあえず、森の学校の校長である私は、「しょうがね～な・・」と、将来の幹部候補生？の、若者木村を連れて、下見の下見に行ってきました。

「ココは右、ココは真っすぐ。俺が来なくても間違えるんじゃないぞ」と、言いながら歩きましたが、かく言う私も２５年ぶり以上、山も少々様変わりしていました。

ケヤキの大木が広がるヨモギ平はノンビリモード。
しかし、持ち物は、弁当なしのペット茶１本と腰ナタ１本、飴玉２個。
コーヒーくらい持ってくれば良かったと後悔しました。
小さな沢筋には、雪が残っていましたが、平は「春近し・・」の感じでした。

１）登り口近くの滝。
２）ヨモギ平と、若者木村。
３）芽吹くフサザクラ。

3月12日 (金) 道路情報・・２

念のため、唯一の４WD軽トラで出かけました。
道路はきれいに除雪され、気温も高く、ノーマルタイヤでも充分、走行可能です（ただし、早朝時は解かりません）。
雪見がてらのドライブも楽しいかも知れませんね（ただし、道路際の雪は汚ったない）。
真っ白な雪にミツマタの黄色がきれいでした。

疲れているので、以上ご報告。

3月11日 (木) 道路情報

今日は、我が家で唯一の若者が休暇・・。
ワタイは一日、養魚場でお魚の番人と、雪かきの留守番でした。

ミツマタの花が綺麗になりました。
雪の白と、花の黄色が、とても綺麗です。
ダンコウバイも咲き始めました。
大雪でも、やっぱり春ですね。

雪は・・降りましたよ・・。
２月の大雪より多かった。
除雪が入ったので、取り合えずクルマは通れますが、今日の朝は凍結していました。
１０時頃からは、ノーマルタイヤで入って来るオバカさんもいました。
今日はお昼頃から暖かくなったので、明日は、多分、凍結はないと思いますが、？？？ってとこ。

明日は、朝のうちに、屋根の雪下ろしをしてから、用事があるので、ネクタイ締めて、軽トラで下界へ出かけます。

道路情報の詳細は、明日。

除雪は写真で見るように、こんな感じですが、管轄の土木事務所は、想定外の大雪で、除雪費用の捻出が大変な事でしょう。
お陰さまで、住んでる人間は楽が出来ます。
公共事業に、感謝です。

3月9日 (火) 早春賦

「丹沢も、暖かくなったよ～・・」と、水温む写真と一緒に書こうと思っていたのに、予想通りの寒の戻り。
冷たい雨の次は、日中でも氷点下。
今日は朝から雪・・、もう、２０㌢を越えたかな～。
明日の朝は、また、雪かきから始まりそう、
大好きな「春は名のみの・・・」と、唄うのは、当分、先になりそうだ。
お雛様、今年も４日の朝に片付けたけど、娘は東北の雪の中で、何しているのやら・・・。

ところで、自民党、オイラが去年ココに書いたように、予想通り、谷垣降しが始まった。
困ると中からイイ人を出して、都合次第で引きずり降ろすのは、自民の常套手段、素人のオイラの予想通りも困ったもんだ。
多少の勝ち目を見計らってから手を挙げるのは、子供の世界でも認められない、後出しジャンケンだよね。
栃木の兄チャンみたいに、出てから言えよ！と、言いたくなるが、そこまでの根性は無さそうだ。

ところで、もう片一方の民主・・どうせ出来ないマニュフェストと理解？していたけど、一つくらい何とか出来ないものか。
普天間の返還なんて無条件で返してもらえ。
だいたい、民主も自民も、アメリカが日本を守ってくれると、本気で考えているのかな・・。
まあ、本気だったら、おめでたい人達と思う。
ナンだか民主は、最近、言う事が、一年前と違うよな。
わずか一世代前に、日本の国土と日本のフツーの国民を、何の躊躇もなく焼き尽くした国だ（日本も他でやってるから大きな事は言えないが）。
人の土地に間借りしながら、デカイ事言うな！って、言いたい。
この辺は、落選しちゃったキュウマのオッちゃんは格好よかった。

提案だけど、元防衛大臣だったか、石破って人がいたけど、この人、口を開ければ、「アメリカの意向の尊重」と言ってたよな。
そこで、普天間の移設先を、この人の選挙区の鳥取県に持って行ったらどうだ。
ご本人が心配する北鮮は目の前だし、ロシアも中国も範疇だろう。
石破さんもアメリカに顔が立つだろうし、沖縄の人達の、戦後の苦労も解かるというものだ。
鳥取に米軍基地が出来たら、空いた普天間基地は、「その後も国が管理する・・」なんてケチな事を言わないで、沖縄に無条件で返してやれ。
民主も、このくらいの事が出来なきゃ、ただの詐欺師になっちゃうぜ。
５月にゃ、支持率５０㌫に回復か、それとも、森さんの二の舞になっちゃう気がする。
ま、それまで持てば・・って事もあるけど。

つまんない事を書いていたら、外の雪は５㌢上積みされた。
つい、この間、ケロケロ鳴いていたカエルもビックリしてるだろう。
ネコヤナギも、もう一度、頭を引っ込めたいだろうな。
チョッピリ大きくなったミツマタの花は、雪の重みで、腰をかがめている。

さて、オイラもCDで、「雪が降る～・・」でも、聞いて寝るか。
雪の写真じゃ、２月も３月も同じなので、写真はなし。
では、おやすみなさい。