Diary 2019. 6
メニューに戻る
6月16日 (日)  梅雨の合間。(Pa3

昨日、深酒しても5時には起きてる奴らがいる。
しかも声がでかい。
「もう少し寝たい・・」「お前ら早い・・」と言う奴がいれば、「百姓は5時半には田圃の水を見に行くんじゃ。田圃の向こうと話してみ〜。あの〜〜聞こえます〜・・って聞こえるか?」。
そりゃそうだけど・・。

朝飯7時は我が家と変わらんが、あれだけ飲んで二日酔い0人はたいしたもんだ。
4月竣工の新造実習船、式典に合わせて回航してきたとか・・。
大きさだけじゃない。装備も50年前とは比較が出来ない。

まずビックリは、実習船の後ろにボートが係留されている。
いまじゃガッコは釣り船オヤジの養成か?。

ワシらの頃は即実践養成の小型沿海漁船、早く言や〜イカ釣りだ・・と漁労科出身がボートを指して「の〜、の〜」と同調を求めている。
なんの同調だろう・・もしかしてまだ酔ってたりして・・。
南氷洋や北洋に憧れた時代と違い、今はこの手の船が生徒を呼ぶらしい。

今日の練習船見学はワシらだけじゃない。
船長も航海士も、その他の乗組員も第一礼装でお出迎え。
船内案内の現役は成績優秀を集めたようだ。
受けごたえがハキハキと「いい子」ばかりだ。

見学者の中に、当時の学校で唯一の女性を見つけた。
事務の滝澤さんだ。
あの頃すでに子供がいたので80歳オーバーだろう。
53年ぶりだが覚えているかな?と近寄ったら、「あれ〜中村かね〜、元気にしとるかや〜」と言われたが、年齢を数えたら言うのは私でしょう。
でも、お元気でなによりでした。

第一礼装の案内「皆様の事は学校の歴史として語り継がれています・・私は皆さんがご卒業された後に産まれました。」そりゃそうだ。
それにしても私らの存在は「歴史」か〜。

最もみんなが一様に驚いたのはトイレに「女用がある・・!」こと。
しかもウオシュレットだ。
女子も乗り組みますので「洗面所も男女別です」。
いまはそういう時代です。

いつも何処かに竹刀が置かれていた・・なんて、そんな時代がありました?。
竹刀で叩かれた生徒がいた・・なんて、そんな時代がありました?。

昭和から平成、令和となっても変わらないのは実習船の手前に繋がれているカッターだけかもしれません。
チャップンチャップンと小さく揺れる姿が妙に愛おしく、56年前の暑い夏を思い出しました。

20190616-1.jpg 20190616-2.jpg 20190616-3.jpg



6月15日 (土)  梅雨の合間に(Pa2

車窓から眺める山は青春の日々。
しかし、山の話を現在の山屋(トレランも)と話すと私は浦島太郎。
同年代に共通した想いだろう。

綿入れ半纏に8本爪の溶接アイゼン、潜っても中から星が見える3シーズンシュラフ。
一日ごとに大きく膨らむテント、冬の穂高や剣、よく遭難しなかったもんだ。

妙高を過ぎて「この下に高田あり」で有名な豪雪地を抜けると右手に日本海が広がる。
水平線に佐渡が見える。
行きたいな〜、佐渡のお花畑。
でも今日は目的が違う・・残念。

能生で高速道路を降りる。
こんな小さな町にナンでIC?。
かの有名な田中角栄の子分がいました。

まあ、しかしナンだな、出稼ぎの裏日本を表日本と直結、経済格差を是正した功績は大きい。
いまのアベなんちゃらの総理大臣と比べたら・・比べたら角栄に悪いからやめよう。

まず疲れを取る休憩はやっぱり風呂だ。
オッとその前に、いつも世話になる連中に蟹を買って送らなきゃ。
・・と小泊へ。

顔なじみのオバちゃん達は一〜人もいなくなった。
可愛いネ〜ちゃんの呼び込みについ釣られそうになったけど、知り合いのそのまた知り合いのお店に。
さ〜て、後は明日の朝まで自由時間だ!。

写真(1)ここのお風呂、10分入ると30分は服が着れないほど暖まる。
嘘だと思うなら行ってみな。
それと風呂上り、2階の畳に寝転んでると右の窓から飛び込んできたカッコーが左の窓へ抜けて行った。最高の宿で風呂だけど、バ〜ちゃんの耳が益々遠くなっている。
私が安心するほどだ。

写真(2)18歳で卒業以来53年ぶり。すぐに思い出す奴も居れば、よ〜く考えても解らん奴もいる。しかし、そこはそこ、飲み始めたら思い出す。
飲んで食べてまた飲んで。
確か酒・・控えていたような・・。
ま、本日に限り・・って事で。

写真(3)座敷で飲んだら席替えでまた飲んで。
部屋に戻ったらまた飲んで。
明日の式典、居眠りするなよ。

20190615-1.jpg 20190615-2.jpg 20190615-3.jpg



6月14日 (金)  梅雨の合間の・・。

金曜・土曜・日曜の3連休は恐らく人生初だろう。

高校の創立120周年。それに合わせた同期同級会。
頭の悪い奴は身体で勝負!・・の時代だ。
かといって頭のいい奴が悪いやつを馬鹿にする訳じゃない。

高校生と言え卒業と同時に、稼ぎ故郷に仕送りをする時代だ。
批判もされる団塊の世代ど真ん中だが、友人と肩を組み合った53年前でもある。

最近会った人間でも10年前だ。
乾杯の挨拶の最後に「一杯飲んだら気持ちだけ53年前に戻る。身体は正直に70歳越えだ。適当にセーブしろ!」と言ったが誰も聞いてない。
どんな二日間になるだろう。

写真1)高速道路のSAでドンピシャの走行距離数。なにかいい事ありそうだ。
写真2)高齢者の事故が多いからか・・高速道路上でこんな看板、昔はなかった。・・ん、ワシのためか?。
写真3)神経痛の再発に不安。そこで休憩のため知人のいる別荘へ。

20190614-1.jpg 20190614-2.jpg 20190614-3.jpg



6月9日 (日)  ヒエ〜・・驚いた。

先週の土曜日。
ヤビツ峠の我が店の前で、顔なじみの人と「神経痛も治ったし、来週は新潟だ。その前に山を歩きたいな・・」などと話していた。

「新潟・・どこ行くの?」と尋ねられ、「上越」・・と。
そこへ世田谷から来る、これも馴染みのランの兄〜ちゃん。
「おじさん上越・・どこ?」と聞くので「アンタに言ってもわからないだろうな〜、能生って町だ」と言うと。
「おじさん、僕、能生・・」。

ヒエ〜驚いたな〜。
上越でも高田や直江津出身と言う人はいても「能生・・」って、初めてだ。
それも・・毎月いや毎週か・・ヤビツ峠で見る顔だ。・・知らなかったな〜。

来週(今週か)は能生で53年ぶりの同期同級会だ。
話題が一つ。
それにしても息子とほぼ同年齢の子。
父&母はもしかして・・お前か?なんて面白そう。

今日は氷雨?。
最高気温が13℃。
仕事を早めに切り上げTVのスイッチを入れた瞬間。
我が阪神の原口が9回裏にサヨナラヒット。
マジかい。
我が阪神、9回裏にサヨナラ負けは多いがサヨナラ勝ちは宝くじに当たるような確立だ。
明日はなにかいい事ありそうだ。

来月早々はハマスタで阪横戦。
期待出来そうだ。
頼んで取った貰ったチケット。
連れていくつもりの相手が「仕事だ〜・・」と。
誰か一緒に行く奴いないかな・・。

写真は半世紀以上前の西頚城郡能生町(現・糸魚川市)の弁天岩と能生谷方面と鉾ケ岳。
もう一枚は言わずもがな・・我が阪神。

20190609-1.jpg 20190609-2.jpg 20190609-3.jpg



6月8日 (土)  令和初の山登り。

・・と言ったら大袈裟ですが、4月に人生想定外の神経痛。
立てず座れずもちろん歩けず・・と書きましたが、針とリハビリの甲斐あって「社会復帰」

とは言え、足の先っぽは痺れたまま。
故に不安はいっぱい。
つい先日、ワガママ遭難者を批判したばかりで次はオイラの番・・ではみっともない。
そこで無理せず遠くの山は諦め、まずは裏山から。

シロヤシオツツジは4月初めの予想通り花付き一部以下。
それに花を見るには季節も遅い。
残っていても我が身を鏡で見るような「花びら」。
それでも山頂付近にいくつか綺麗な花を見る事ができました。

シロヤシオの花付きは年により不作&豊作がありますが、いつも綺麗なミヤマザクラは今年も満開。
ドウダンが色を添えていました。

ノンビリ歩いたので取り敢えず、疲れずコケずに無事帰着。

一昨年、整備を申し入れた天王寺尾根の鎖場も歩きやすく我が年寄の足には安全安心。

誰〜れも居ない丹沢山頂は久しぶり。
小屋番がせっせと小屋掃除をしていました。
ブナ林の緑の空気をお腹いっぱい吸い込みました。

月曜日は都内で会議、新宿は息を止めて通過しよう。

ところで、せっかくの復帰山登り、カメラにSDカードが不在。
写真は来年の楽しみに取っとこう・・。


6月1日 (土)  気持ちは梅雨晴れ。

病に臥せっていたので・・は冗談ですが、超久しぶりの日記です。

希望に胸を膨らませ・・と言いたいところだが取り敢えずで。
つまんない事は考えず、今日から新元号元年。
政治は端からアテにならず行政も右へ倣えだが、皇室には平成に続き期待できそうだ。

ところが令和は我が意に反して激動の幕開けになった。
人一倍、安全安心と思っていた我が足が、ナンと神経痛に襲われた。
考えて見ればこれだけ複雑な人の体、どこかおかしくならないのが不思議だ。
1千万円のベンツやポルシェだって数年たてば不具合が出る。
タダで出来た我が体の方がズ〜っと持ちがいい・・が自慢だった。

それがFBにも書いたけど、立てず座れず、もちろん歩けず。
飯を食うにも一苦労で、風呂にも入れず、人生の終わりを実感するような我が体だった。
病院のお医者さん親切だけど、レントゲンを撮って痛み止めの薬だけ。
ところが痛みを和らげます・・の一行の効能の横に、副作用が多数列挙。
読んだら痛みが和らぐ・・より、数倍恐くなって3日で飲むのをやめました。

しかし、5月18日は昨年から予定の「丹沢フォーラム」イベント。
足が痛いから中止・・なんて言えません。
とは言え行先は表尾根・三ノ塔。
歩けなきゃ始まりません。

それに足への期待はフォーラムだけじゃありません。
まだまだ登りたい山、行きたい山はアッチにもコッチにも。
そこで一縷の望みは「チャングム」の世界、東洋医学・・それは「針」。
1回4000円で2回も往診して貰った。
丹沢の山の中までを考えたら往診料と言うよりガソリン代の安さだ。
もちろん治れば・・の前提。

若い頃から腰に爆弾、我が仕事は力仕事がメインのため、これまでも度々腰痛に悩まされていたが針は何となく拒否拒絶。
しかし切羽詰まれば藁をも掴む・・その結果はチャングムの世界そのもので劇的改善だった。
三日おいた2回目の治療後「立ってみますか?」に恐る恐る・・立てた!。
痺れはあっても痛みなし。
飯は食えるし風呂にも入れる。
翌日から早速のリハビリ散歩は一日6q。
かくしてHPに紹介のように丹沢フォーラムも無事実施できました。

神経痛になった時は「さて、オラの人生どうなるべ〜」が真っ先に・・。
高齢者運転が危険と非難される昨今ですが、山の中の生活故、運転が出来なきゃ歯医者にも行かれません。
針の先生が神様に見えた。まずはメデタシめでたし。


2019/6
SuMoTuWeThFrSa
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

前月     翌月