Diary 2019. 3
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3月31日 (日)  ありがとう森の学校の子供達。

今月も日記をサボっていたら平成最後になりました。
そこで少々長〜い日記になります。
飽きたら寝てください。

初めに一番気になるのは「新元号」変な名前になったら嫌ですね。
なにしろ近年稀なる嫌〜な内閣です。
沖縄関連の質問に「その頃は産まれてないから解らない」と答える程度の官房長官。
言った事を「言ったっけ?」と平気で嘘つく総理大臣。
とんでもない元号になるんじゃないかと今から鬱になりそうです。

でも、その鬱を吹き飛ばしてくれる「森の学校・春の教室」。
終わってみたら期待3倍以上でした。
27日 三ノ塔登山、校長が言うところのナイショの場所。
富士山、相模湾の絶景が広がります。
一番喜んでいたのは栃木出身の大学生のスタッフお姉さんでした。

三ノ塔山頂で、神奈川県職員から丹沢の土壌流出防止、緑化と治山事業の解説を聞きました。
みんな一応・・真剣に聞いていたけど、頭に入ったかな〜。

「ひえ〜!こんなとこ降りるの〜!」と言いながら、駆け足、尻もち、スッテンコロリン。ブナ林で朽ちて土になる樹木を観察。

気持ちのいい草原を抜けると「エ〜〜ッ!!」と、さっきより驚くような斜面を降ります。
年寄になった校長は最近一段と心配性が強まり、最後の50mはザイルを使って下ろしました。川を渡って今日の登山終了。

夕食後の1分間スピーチ。楽しかったけど疲れた〜・・と言う感想が4〜5人。
校長も、楽しかったけど疲れた〜。

28日 昨日の登山より早い、朝8:00出発。
サンショウウオが棲む場所まで徒歩1時間。
子供と一緒に参加のお母さん、昨日の登山でヘロヘロです。
だいじょうぶかな〜。でもみんなと一緒に元気に沢の中へ入っていきます。

昨年と比べると沢の水量が少なくサンショウウオの居場所が昨年と違います。
最初に見つけたのはナンとアイネにカオンにサホの3人組です。
大きなサンショウウオでした。

初めて参加する子達はもちろん小さな子はなかなか見つかりません。
そこへ飛び入りの強力な助っ人は栄光学園の生徒達でした。
アッチにいるよ。この辺かな。
初めて見つけた子が狂喜乱舞。
ナガレタゴを手掴みしたりイワナを手掴みした子もいました。
ベテラン・サトシが一人で7匹も捕まえました。

サンショウオの先生は夏の教室でお馴染みの箱根の石原先生です。
サンショウオが生きるために一番大事な環境は落ち葉です。
一年中落ち葉がないと生きていけません。
広葉樹の森は命の繋がり命の源です。
自然の森の大切さをみんなで勉強しました。

29日 起床6:00、就寝は21:30なので睡眠は十分のはず。
朝の散歩6:30。
体操の前に校長が森の斜面に♂シカ発見。
「シカに会いたい。シカに会いたい。」と言ってた子供達。
息をのむ感動の対面だった。

今日の授業は毛鉤で「魚釣り」。と言っても釣りだけの遊びじゃない。
ヤマメやイワナから森が見えるかな?、これがテーマです。

釣りの経験のある子もいますが擬餌針は初体験です。
その前に、講師の吉田先生から、川に魚がいるのは広葉樹が多いから・・と説明がありました。昨日のサンショウウオの生活とヤマメやイワナの生活も、まさに一緒です。
釣ったお魚のお腹から様々な種類の昆虫が出てきました。
自然の森が豊かなことは水の中の生き物に繋がります。
でも安心してはいけません。
丹沢の森は生き物が繋がる豊かさで考えるとギリギリの豊かさです。

「もっと豊かな森にしましょう。自然をこれ以上壊さないようにしましょう。森の学校の君たちが大きくなった時、丹沢の自然はもっと豊かになると思う。」と吉田先生のお話でした。
校長も同感です。

リコもアオイもユキも自分で毛鉤を巻きました。
心配した実釣も先生の指導で全員がヤマメやニジマスを釣る快挙。
先生も校長もビックリの成果でした。
釣ったお魚はみんなで美味しく頂きました。

山歩きも川遊びも、もちろん勉強も楽しい3日間でした。
ありがとう森の学校、ありがとう丹沢。
子供達の感想は会報「丹沢だより」に掲載されます。
是非ご一読ください。

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3月22日 (金)  春先に・・。

「お魚を食べたい」と言う人達が来て養魚場へヤマメを取りに行きました。
池からすくってお腹をさばいて、さて運ぶバケツを・・と小屋へ入ってビックリ。

イノシシの子供(たぶん去年の仔)が死んでいました。

わざわざ小屋の中で死ななくてもいいのに・・と思いましたが、お腹が空いていたんでしょうね。
痩せてガリガリでした。

暖かくなる春になっても山に棲む動物には餌がありません。
秋に十分に餌を取れない動物は冬を乗り切る体力がないのです。

野生動物に餌をあげてはいけません・・と言う人が居ます。
ホントの野生や自然を知らない学者に多いですね。
餌を与えなくても生きる環境・・それが前提なのですが、そう言う研究者に限って肥えているんでしょうね。
イノシシの仔、死んだのが冷蔵庫の前とは・・。

県の獣医さんが即、駆けつけて来ました。
私が死んだらお医者さん、駆けつけてくれるかな〜。

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3月15日 (金)  今日の出合い。

オラ家はやっぱり山の中
夕方15:00にコンクリートの崖の上にカモシカ。
時々シカが居る場所だ。

シカを見ると「おはよう」と声を掛けるけど、飛び上がって逃げていく。
オラの顔が恐いのか、い〜や、いつも脅かされているんだな。

今日のカモシカは逃げない。
UPして見たら片目が底樋?白内障か?。
動物の世界にお医者さんはいないしな〜、森の中、気を付けて歩いてね。

・・で、小さなカーブを回ったら、ドキッ!。
シカにカモシカに大当たりの一日だ。

他人の趣味や仕事だから否定はしないけど、こんな可愛い動物たちをよく殺せるな〜。
・・って言うか、殺す前に「この子達の生きていく場所をつくってあげよう・・。」
・・って気持ちはないのかな〜。

春の山は楽しいけど、動物の明日を考えると、今日はチョッと憂鬱。

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3月9日 (土)  12月の「丹沢を歩く」リベンジ編

12月実施のはずの「丹沢を歩く」リベンジ編。
風も少々の穏やかな春の山。
本日9日、無事に実施出来ました。
参加者19人うち会員9人。年齢は20歳から70歳過ぎ(私です)。
菩提峠を9:45出発。途中、ヒノキ人工林がバタバタ倒れています。
以前から見る風倒木に昨年の台風が相乗したのでしょうか、まるで将棋倒しのようです。
ところが全く整備&整理されていません。
放置&放棄は、そのうち大雨が降ると山の崩壊に繋がるように感じます。
早い対策をお願いしたいと思います。

三ノ塔では治山施工地の、過去の植樹地を見学。
森の再生に改めて感激&感動。
ただし見学したのは数名、皆さんトイレの前で長い行列に繋がっていました。

表尾根から逸れてヨモギ尾根へ。
思わぬ雪に・・と歌が出そうな残雪。
だから出発間に菩提峠で「アイゼン必要な人・・」って聞いたのに。
標高差200mの雪道をへっぴり腰で・・ナンと若い人が・・。
・・と言っても雪がなくても滑りそうな急坂です。
「立って歩け!」とガイドの叱咤罵声。
「へっぴり腰はケツが大きいほど重心が後ろになる。立って歩けば体の重みがそのまま足に・・。な?安定するだろ。」・・と、セクハラ丸出しのガイドですが言ってる事は当たってます。

雪がなくなりホッと一安心の蓬平手前の草地で昼食。
ご飯を食べたら、へっぴり腰も元気になりました。

ヨモギ平からは道なき道・・でなく道なき斜面を下ります。
まあ、皆さんそこそこ頑張って歩きました。
最後の渡渉・・と言う程大袈裟じゃありませんが、みんな無事に渡ったな・・と思った瞬間、見てなくても大丈夫・・と思った若者男子がドブン、ジャバジャバ、ドブンドブンと水の中を歩いていました。
沢の水、まだ冷たいのに元気です。

林道へ出て丹沢ホームへ。
コーヒータイムの後、解散。
バス利用の人達は峠までクルマで送ります。
平成最後の「丹沢を歩く」皆さん楽しかったかな。

義理か強制か、丹沢自然保護協会に3人の入会がありました。

「写真説明」
若い子が多いと説明にも力が入っちゃいます。
雪道、へっぴり腰で悪いか!
来るたびに下り口が解らないんだよな〜と、ガイドさん大丈夫ですか。

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3月8日 (金)  春の雪

朝6時。6時30分。
きれい・・。
空気も「ッピ〜ン」と感じる。
朝のうちなら花粉も大丈夫ですよ。
すぐに来たらどうでしょう。

四谷より裏山だな〜〜。
・・と他人に呼び掛けても、仕方ないので東京へ。
今頃ヤビツ峠で登り始める人もいるんだろう。
時間のある人が羨ましい。

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3月7日 (木)  山情報。

17時55分、雨が上がって山を見上げたら大山も長尾尾根も真っ白。
私の目測、標高1000mくらいから上かな。
明日は天気もいいし、きれいだろうな。

長尾尾根のブナ林、大山の北尾根。
春の雪に氷樹、ア〜行きたいな〜。
なんでこんな日に東京・・。

明日はお昼までに四谷。
どうせ行くなら「山」に行きたい。


3月5日 (火)  春の雪

札掛から見上げる大山も長尾尾根も真っ白だ。
春の雪、行きたいな〜・・と思いながら今日は秦野市で会議。
霧氷が綺麗・・のはず。
ヒマな人達がうらやましい。
朝6時。

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